グリズリーズがプレイオフ初戦から番狂わせ、112-109で首位ジャズを撃破
ウェスト8位シードのメンフィス・グリズリーズが現地23日、敵地ビビント・アリーナで行われたプレイオフ第1ラウンド初戦で、トップシードのユタ・ジャズを112-109で下す大金星をあげた。
第2Q中盤で14点ビハインドを背負っていたこの日のグリズリーズ。そこからピリオドを22-7のランでクローズしてハーフタイムまでに逆転すると、後半に入ってからも勢いを保ち続け、第4Q序盤には最大で17点リードを奪取する。
そこからジャズの猛反撃に遭い、試合残り6.4秒で1点差にまで迫られたが、その直後のタイムアウト明けのポゼッションでは、ディロン・ブルックスが残り4.3秒でレイアップに成功。ジャズの怒涛の追い上げをギリギリで振り切った。
▼ハイライト
貴重な1勝をあげたグリズリーズは、ディロン・ブルックスがゲームハイ31得点、ジャ・モラントが26得点と、若手ガードコンビがチームを牽引。他には、ベテランのヨナス・バランチュナスがチーム最多の39分の出場から15得点/12リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献した。
敗れたジャズは、ボヤン・ボグダノビッチが29得点、マイク・コンリーが22得点/11アシストで奮闘。オールスターのドノバン・ミッチェルは足首の怪我がまだ完治しておらず、この日の試合も欠場している。
グリズリーズとジャズのシリーズ第2戦は、現地26日に行われる予定。ミッチェルの復帰については、今のところ未定だ。
ゴベアのフロップ
なおジャズの守護神であるルディ・ゴベアは試合序盤からファウルトラブルに悩まされ、第4Qの勝負所で6ファウルにより退場。ただファウルアウトした後も、何とかチームに貢献しようと全力を尽くしていた。
うん。
ボックススコア:「NBA」