ウォリアーズが強敵セルティックス撃破で今季リーグ最長の10連勝
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地26日、TDガーデンで行われたボストン・セルティックスとのロードゲームに115-111で勝利。1月5日から続いている連勝を10に伸ばした。
今季リーグで二桁の連勝記録をあげるのはウォリアーズが初めてだ。
リードが21回も入れ替わる大接戦となったこの日の試合は、第4Q序盤で8点リードを奪ったウォリアーズに対し、セルティックスはカイリー・アービングとアル・ホーフォードの奮闘で流れを変えて反撃。すぐにセルティックスが追いつくと、そこからは最後までシーソーゲームとなり、残り1分8秒にマーカス・スマートがスリーを決めて同点となる。
▼スマートのクラッチスリー
https://twitter.com/celtics/status/1089369899464421376
その後クレイ・トンプソンのフリースローでウォリアーズが再び2点リードを奪取すると、セルティックスは何度か同点もしくは逆転のチャンスを手にするが得点ならず。ウォリアーズも残り時間40秒から2連続ターンオーバーを出すなどミスが続いたが、残り8秒に2本のフリースローに失敗したドレイモンド・グリーンが自らオフェンスリバウンドをもぎ取り、それが決勝プレイとなった。
この日のウォリアーズは、ケビン・デュラントが33得点でチームを牽引。他には、ステフィン・カリーが24得点、クレイ・トンプソンが21得点で勝利に貢献している。
復帰4試合目だったデマーカス・カズンズは15得点、8リバウンドをあげた。
▼デュラントvsアービング
ホームでの連勝を10で止められたセルティックスは、アービングが32得点/10アシスト、ホーフォードが22得点/13リバウンドでそれぞれダブルダブルをマーク。復帰から44試合目ながらも以前のパフォーマンスをなかなか取り戻せていないゴードン・ヘイワードは、ベンチから22分の出場で2得点に終わっている。
勝利は逃したものの、カズンズ復帰後のウォリアーズ相手に素晴らしい試合内容だった。セルティックスの守備は機動力と連携に優れており、スイッチやプレッシャーディフェンスも非常にハイレベル。ウォリアーズにとっては、イースタンカンファレンスの中で最も相性の悪いチームと言えるかもしれない。
もしこの2チームがファイナルに進出し、さらにヘイワードのコンディションが100%に近くなれば、最高に面白いシリーズになりそうだ。
300勝到達
なおこの日の勝利により、ウォリアーズのスティーブ・カーHCはコーチングキャリア通算300勝目を獲得(300勝77敗)。NBA史上最も少ない試合数で300勝に到達したヘッドコーチとなった。
ボックススコア:「NBA」