アデバヨの値千金ブロックでヒートが第1戦勝利
NBAでは現地15日、マイアミ・ヒートとボストン・セルティックスがイースタンカンファレンス・ファイナル2020の第1試合を対戦。オーバータイムに及ぶ死闘の末、ヒートが117-114でシリーズの先手を取った。
ヒートに勝利をもたらしたのは、今季オールディフェンシブ2ndチームに輝いたバム・アデバヨの超ファインプレイ。OT残り5秒、鋭いペネトレーションから同点のダンクを狙ったジェイソン・テイタムに対し、アデバヨは完璧なタイミングのブロックでショットを阻止する。
▼間違いなくブロック・オブ・ザ・イヤー
NBAプレイオフ史に残る最高のブロックだったと思う。レイカーズレジェンドのマジック・ジョンソンもそう感じているようだ。
「ジェイソン・テイタムのダンクを阻止したバム・アデバヨのブロックは、私が今まで見たプレイオフの試合の中で最高のディフェンシブ・プレイだ」
この日のヒートは、第4Q序盤の13点ビハインドから大逆転勝利。ゴラン・ドラギッチがチーム最多の29得点で大活躍した。
今季レギュラーシーズンではベンチ出場の役割を受け入れていたドラギッチだが、プレイオフが始まってからは10試合すべてに先発出場。ヒート最多となる21.9得点を平均と、オールスターレベルのパフォーマンスを続けている。
ドラギッチの他には、ジェイ・クロウダーが22得点、ジミー・バトラーが20得点、アデバヨが18得点/9アシストをマーク。バトラーは第4QとOTの正念場で勝敗を大きく左右するビッグショットを決めた。
▼第4Q
▼OT
敗れたセルティックスは、テイタムが30得点/14リバウンド、マーカス・スマートが26得点で奮闘。第2戦では、ブラッド・スティーブンスHCが守備面でどんなアジャストを仕掛けてくるのか(特にドラギッチのマッチアップ)、とても楽しみだ。
ボックススコア:「NBA」