東京五輪バスケ:イタリアが終盤の猛攻でドイツに勝利
東京オリンピックでは7月25日、男子バスケットボールの予選ラウンドがさいたまスーパーアリーナで開幕し、イタリヤとドイツがグループB初戦を対戦。イタリアが前半の二桁点差を跳ね返し、92-82でドイツを下した。
イタリアの男子バスケットボール代表チームがオリンピックの試合で白星をあげるのは、2004年のアテネ五輪以来となる。
オリンピック初戦でのイタリア代表は、フォワードのシモーネ・フォンテッキオが5本中5本のスリー成功からチームハイ20得点、3スティールで活躍。第2Q序盤で12点差を付けられたイタリアだったが、すぐに巻き返して後半の接戦に持ち込むと、80-82で迎えた第4Qラスト4分から12-0の猛攻を展開して勝利を掴み取った。
イタリアはフォンテッキオの他、ダニーロ・ガリナリ(アトランタ・ホークス)が18得点、ニコロ・メリ(ダラス・マーベリックス)が13得点/9リバウンド、ニコ・マニオン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が10得点/7アシストと、NBA組が勝利に大貢献。メリは勝負所でステップアップし、ラスト4分だけで7得点をあげている。
敗れたドイツは、ガードのマオド・ローがゲーム最多の24得点で奮闘。試合の大部分でリードを維持するも、終盤の正念場でオフェンスが大失速してしまい、第4Q残り4分46秒から8本連続でシュートに失敗して1点もスコアできなかった。
次にイタリアは7月28日にオーストラリアと、ドイツは同じく28日にナイジェリアと対戦する。
ボックススコア:「FIBA」