ニックス新加入のジェイレン・ブランソン、プレシーズンデビューで大活躍
NBAでは現地10月4日、ニューヨーク・ニックスが本拠地マディソン・スクエア・ガーデンでデトロイト・ピストンズとプレシーズンゲームを対戦。今夏FAで新加入したジェイレン・ブランソンが、初めてニックスのユニフォームでコートに立った。
この日のブランソンは、先発PGとして第1~第3Qの20分間をプレイ。FG成功率77.8%(9本中7本)から16得点/4アシストをマークし、新天地のホームアリーナで堂々のデビューを飾った。
今季プレシーズン初戦でのニックスは、前半を65-53で上回って主導権を握り、最終的に21点差でピストンズに圧勝。ブランソンの他には、4年目のRJ・バレットがゲームハイ21得点、ジュリアス・ランドルが15得点/4アシストで勝利に大貢献している。
一方で敗れたピストンズは、新人のジェイデン・アイビーが16得点で奮闘するも、2021ドラフト1位指名のケイド・カニングハムがFG12本中わずか3本成功の7得点/4ターンオーバーと絶不調だった。
ついに本格派PG獲得
今オフに4年/1億400万ドルという大型契約でマブスからニックスへとFA移籍した2018年ドラフト2巡目指名のジェイレン・ブランソン。マブスで過ごした昨季まではミニマムサラリー(200万ドル以下)だったが、今季からはニックスで最も年俸が高い選手(約2500万ドル)となる。
ニックスとの契約成立時には、「4年/1億ドルは高すぎる」といった批判的な声がSNS上で多く見られたが、ブランソンは得点力の高い極めて優秀なポイントガード。昨季プレイオフでは、ルカ・ドンチッチが負傷欠場したユタ・ジャズとのファーストラウンド第2戦で自己最多の41得点をあげる大活躍を披露した。
▼ブランソンのベストゲーム
ニックス史上最高のレジェンドで、現在MSGのコメンテーターを務めるウォルト・フレイジャーは、ブランソンの活躍について「(ニックスは)ようやくポイントガードを手に入れた」と喜んでいた。
ボックススコア:「NBA」