ジェイムス・ハーデンがワールドカップのUSA代表を辞退
アンソニー・デイビスに続いて、ジェイムス・ハーデンも2019FIBAワールドカップへの参加を見送る様子。ヒューストンの日刊新聞『The Houston Chronicle』が報じている。
報道によると、すでにハーデンはチームUSAヘッドコーチのグレッグ・ポポビッチに代表チーム入りの辞退を伝えているとのこと。不参加を決意した理由は、ラッセル・ウェストブルック獲得で生まれ変わったロケッツで来季に向けた準備に専念するためだという。
数日前には、今オフにレイカーズへの移籍が決まったデイビスがチームUSAからの辞退を表明。理由はハーデンと同じで、2019-20シーズンへの準備に集中するためだ。
これで2019年FIBAワールドカップのUSAロスター候補で、2019年オールNBAチームに選ばれた選手は、デイミアン・リラードとケンバ・ウォーカーの2人のみとなった。
- PG:デイミアン・リラード、カイル・ラウリー、ケンバ・ウォーカー
- SG:
ジェイムス・ハーデン、ブラッドリー・ビール、ドノバン・ミッチェル、CJ・マッカラム、エリック・ゴードン - SF:クリス・ミドルトン、ジェイソン・テイタム、ハリソン・バーンズ
- PF:ケビン・ラブ、トバイアス・ハリス、ポール・ミルサップ、PJ・タッカー、カイル・クーズマ
- C:
アンソニー・デイビス、アンドレ・ドラモンド、マイルズ・ターナー、ブルック・ロペス
2019年FIBAワールドカップは8月31日から中国で開催される。
なおESPNによると、今オフのハーデンは新たなムーブの習得に励むつもりらしい。本人いわく、それは「トラベリングに見えるけどトラベリングじゃない」とのことだ。
▼新たな相棒となるラスからヒントを得たのか?
https://twitter.com/overtime/status/1022925092655980545
ハーデンはここ数年でステップバックやサイドステップのスリーを完璧にマスターし、NBA史上最高レベルのアイソレーションスコアラーへと進化を遂げた。来季は、どんなトラベリングっぽいけどトラベリングじゃない新技を見せてくれるのか楽しみ。
参考記事:「The Houston Chronicle」