セルティックスのテイタム、自己最多のスリー9本成功からシーズンハイ51得点
ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが現地23日、キャピタル・ワン・アリーナで行われたワシントン・ウィザーズとのロードゲームで51得点、10リバウンドのダブルダブルで大暴れ。自身のシーズンハイ得点を記録し、セルティックスを116-87の圧勝に導いた。
直近3試合で3ポイントショット17本連続失敗とミニスランプに陥っていたテイタムだが、この日の試合では自己キャリア最多となる9本のスリーに成功(14本中)。さらに7アシストも獲得するオールラウンドパフォーマンスでチームを牽引した。
セルティックスからは、今月初めにジェイレン・ブラウンが50得点、11リバウンドを記録したばかり。ESPNによると、チームメイトが同じシーズンにそれぞれ50得点/10リバウンド以上をマークしたのは、テイタムとブラウンが史上4組目だという。他の3組は、ヤニス・アデトクンボ&クリス・ミドルトン(2019-20バックス)、エルジン・ベイラー&ルディ・ラルッソ(1961-62レイカーズ)、ボブ・ペティット&クリフ・ヘイガン(1961-62ホークス)。
またテイタムにとってはキャリア3回目、ボストン・セルティックス史上通算12回目の50点ゲーム(レギュラーシーズン)。複数回の50点ゲームを達成した歴代セルティックは、ラリー・バード(4回)とテイタムしかいない。
テイタムは昨季4月9日のウルブズ戦で初めて50点超え(53得点)を達成すると、その3週間後のスパーズ戦で歴代セルティックス最多タイとなる60得点を記録。さらに昨季のプレイ・インとプレイオフでも1回ずつ50得点以上を獲得しており、ここ10カ月間だけで50点ゲームを5回もやってのけた。
テイタムの大活躍で勝率を5割に戻したセルティックス(24勝24敗)は、ブラウンが18得点/10リバウンドをマーク。3連敗でイースト10位に転落したウィザーズ(23勝24敗)は、ブラッドリー・ビールが19得点/7アシストをあげている。
ボックススコア:「NBA」