ジマー・フレデッテが中国リーグの試合で73得点
今季から中国リーグCBAの上海シャークスに移籍した2011年NBAドラフト10位指名のジマー・フレデッテが、19日に行われた浙江ライオンズ戦で73得点を獲得する大活躍を見せた。
フレデッテはダブルOTに及んだ19日の試合で10本のスリーを含む49本中25本のフィールドゴールに成功。フレデッテの73得点は、エリック・マッカラムの82得点、クインシー・ドゥービーの75得点、ボビー・ブラウンの74得点に次いで、歴代CBA最多4位の記録だという。
大学時代はスコアラーとして大注目を浴び、2011年にカレッジ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞するも、サイズやスピードで別次元のNBAでは目立った活躍ができなかったフレデッテ。今季中国リーグでは36得点を平均しており、CBAのオールスターではスリーポイントコンテストの王者に輝いた。
フレデッテはドリブルからのプルアップ・ジャンプショットに強いコンボガードだが、キャッチ&シュートと守備が得意でなく、NBAでPGをやるにはややスローで、SGとしてはサイズが頼りない印象。もしJ.J.レディックのようにキャッチ&シュートのスペシャリストになれれば、NBAで居場所を見つけられるかもしれないが、フレデッテのオンボール主体のプレイスタイルは大学の頃からあまり変わっておらず、中国リーグでオフボールのスキルが上達するかどうかはわからない。
参考記事:「ESPN」