【1999年】生意気な若手を1対1で叩きのめす36歳のマイケル・ジョーダン
以下は、1999年の11月に撮影された映像。
1998年にNBAから2度目の引退をしたマイケル・ジョーダンが、リタイア後初めてブルズの練習施設に顔を出した日のこと。当時デビュー2年目のコーリー・ベンジャミンという選手が、自分の実力を試したくなったのか、ジョーダンに対してちょっとしたトラッシュトークを仕掛けたらしい。
そこでジョーダンは、手っ取り早く1on1で格の違いを思い知らせてやることにしたそうだ。
当時はベンジャミンが21歳で、ジョーダンが36歳。いくら1年以上のブランクがあったとはいえ、バスケ史上最高のウィングプレーヤーがプロデビューしたての若手に負けたりはしない。
ゲームの最中にも、「周りを見回してみろよ。何が見えるか言ってみろ!」と相手を挑発するジョーダン。ベンジャミンの目に映っていたのは、体育館の壁にでかでかと掲げられた6枚のチャンピョンシップ・バナーだ。
映像では、ジョーダンのプレーを真剣に眺める選手たちの中に、若き日のロン・アーテストやエルトン・ブランドらの姿が見られる。
参考記事:「Bleacher Report」