ジョーダン 「ホーネッツの選手に1on1で勝てるけどやらない。彼らの自信を奪いたくない」
NBA引退から今年ですでに12年となるマイケル・ジョーダンだが、若い頃の絶対的な自信はまだ失われていない様子。52歳を迎えた今でも、現役の選手たちとやりあえると思っているらしい。
先日パリを訪問していたジョーダンは、フランスの日刊スポーツ紙『レキップ(L’Equipe)』のインタビューで、「ホーネッツの選手に1 on 1で勝てる」と自信ありげに語った。
<以下、レキップのテレビインタビューより>
レキップ: 「今でもあなたの選手たち(ホーネッツ)を相手に戦えると思いますか?一緒にプレーすることはありますか?1 on 1で彼らに勝てると思いますか?」
ジョーダン:「間違いなく勝てると思う。でも彼らの自信を破壊したくないから、やりたくないね。だからチーム練習からは遠ざかるようにしている。『自分たちは優秀だ』と彼らに思わせておくんだ。まあどちらにしても、1 on 1をやるには年を取りすぎているよ」
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また、「オーナーとしてチームを導くのと、選手としてチームを導くのはどちらが難しいか?」という質問に対しては、「オーナーの方が難しい。選手であればコート上でゲームをコントロールできるから」と回答した。
いくらジョーダンとはいえ、10年以上前に引退した選手が20代のNBAプレーヤーを1 on 1で倒すというのは、普通に考えて不可能だろう。だが、サイズの小さいガード相手ならもしかすると…。
現役時代と比べてずいぶんと太ったジョーダンだが、シューティングタッチはまだ失っておらず、つい数ヵ月前にNFLのスーパースター、トム・ブレイディと一緒に3on3をプレーした時も、ステップバックから見事なフェイダウェイショットを決めていた。
▼マイケル・ジョーダン、キャリアハイ69得点(1990年)
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参考記事:「CBS Sports」