ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5
歴代NBAレジェンドたちの中から史上最強の先発メンバーを作るとしたら、どの選手を選ぶ?NBAファンなら誰もが一度は考えたことのあるだろうトピックだ。
Nikeの新作シューズ「KD8」のプロモーションツアーでヨーロッパを訪問中しているサンダーのケビン・デュラントが、スペインのNBA情報サイト『NBA Maniacs』の独占インタビューでこの質問に答えた。
「とても良い質問だね。まずはチームの基盤として、類まれなサイズとコートビジョンを持ち合わせ、トリプルダブルマシンであるマジック・ジョンソンを選ぶ。シューティングガードには、5度の優勝を果たしたレジェンドのコービー・ブライアント。彼は人生の半分をNBAで過ごしているんだ!3番はマイケル・ジョーダン。ラリー・バードには申し訳ないけど、コービーに席を譲ってもらう必要がある。パワーフォワードは、カール・マローンとティム・ダンカンで迷うところ…。選手寿命の長さと安定感、コート上でのインパクトを考慮して、ティム・ダンカンを選ぼう。センターはシャックだ」
– ケビン・デュラント
デュラントの歴代ベスト5は、マジック・ジョンソン、コービー・ブライアント、マイケル・ジョーダン、ティム・ダンカン、シャキール・オニールのラインアップ。
ラリー・バードやレブロン・ジェイムスではなく、ジョーダンを3番にスライドしてまでコービーを入れてきたあたりに、デュラントのコービー愛を感じる。デュラントは以前にも、コービーを「スキルの面ではジョーダンと並んでNBA史上トップ」と評価していた。
さて、デュラントが選んだ先発メンバーに対抗できそうなラインアップは、果たして存在するだろうか?
PGレブロン・ジェイムス、SGケビン・デュラント、SFラリー・バード、PFケビン・ガーネット、Cアキーム・オラジュワンの5人なら、かなりいい勝負ができるはず。SGはドウェイン・ウェイドでも面白そうだが、サイズとアウトサイドシュートを重視すると、デュラントをSGで起用するのが理想的かもしれない。レブロンをSF、バードをPFにして、PGにジョン・ストックトンやスティーブ・ナッシュを入れたい気持ちもあるが、それだとやはりディフェンス面でのミスマッチが不安だ。
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またデュラントは同じインタビューの中で、「来季の目標はチャンピョンシップ。個人的なアワードもけっこうだが、そのことは考えていない」とコメント。「ウェスタンカンファレンスで最大のライバルは?」という質問に対しては、グリズリーズとスパーズを挙げた。
なおデュラントは、ヨーロッパでも相当な人気があるらしい。ツアー最初の目的地のマドリードでは、2014年リーグMVPの姿を一目見ようと、大勢のファンたちが集まったようだ。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「Yahoo Sports」