クレイ・トンプソン、プレイオフの通算スリーでNBA歴代2位に
スプラッシュブラザーズがコンビとしてまた新たな偉業達成だ。
現地6月2日に行われた2022NBAファイナルの第1戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、第2Q中盤にキャリアプレイオフ通算433本目となる3ポイントショットに成功。ポストシーズン3P数でレブロン・ジェームズの記録を追い抜き、NBA歴代2位に浮上した。
なおクレイの長年の相棒であるステフィン・カリーは、3年前の2019年4月にプレイオフ通算3P成功数でレイ・アレンを抜いて歴代1位に浮上。その後、2ポストシーズンの空白期間があったが、ずっとトップの座を維持している。今回トンプソンがレブロンを追い抜いたことで、スプラッシュブラザーズが歴代Top2を独占することとなった。
▼プレイオフ3P成功数ランキングTop10
- ステフィン・カリー:537本(129試合)
- クレイ・トンプソン:434本(140試合)
- レブロン・ジェームズ:432本(266試合)
- レイ・アレン:385本(171試合)
- ジェームズ・ハーデン:369本(149試合)
- ケビン・デュラント:344本(155試合)
- マヌ・ジノビリ:324本(218試合)
- レジー・ミラー:320本(144試合)
- ダニー・グリーン:314本(165試合)
- JR・スミス:294本(140試合)
カリーはわずか129試合の出場にして、すでに歴代ポストシーズン唯一の通算500本超え。そもそも現役選手の中で300本以上に到達しているのはカリー(34歳)の他、トンプソン(32歳)、レブロン(37歳)、ハーデン(32歳)、デュラント(33歳)、ダニー・グリーン(34歳)の5選手のみ。少なくとも今後10年間は、カリー&トンプソンのトップ2が続くはずだ。
また、1ポストシーズンにおけるスリー成功数記録でも、スプラッシュブラザーズが歴代トップ10位中9位を独占している。
スタッツ:「Basketball Reference」