カイル・ラウリーがFIBAに向けて左手親指を手術
トロント・ラプターズのカイル・ラウリーが現地18日、昨季チャンピオンシップランの途中で負傷した左手親指の手術を受けた模様。ESPNのAdrian Wojnarowski記者が伝えている。
ラウリーはフィラデルフィア・76ersとのイースト準決勝第7戦で左手親指の靭帯を負傷。ラウリーいわく「試合中は親指の感覚がなくなる」ほどの怪我だったそうだが、その後も1試合も欠場することなくサポーターを巻いてプレイを続け、ラプターズの初優勝に大貢献した。
昨季のラウリーは負傷後に出場したイースト決勝とNBAファイナルの12試合で17.7得点、6.2アシスト、スリー成功率42%を平均している。
報道によると、ラウリーは3週間後に始まる2019FIBAワールドカップに向けたチームUSAのトレーニングキャンプまでに復帰することを目指しているとのこと。ラウリーを含め20選手がキャンプに招待されている。
- PG:デイミアン・リラード、カイル・ラウリー、ケンバ・ウォーカー
- SG:ジェイムス・ハーデン、ブラッドリー・ビール、ドノバン・ミッチェル、CJ・マッカラム、エリック・ゴードン
- SF:クリス・ミドルトン、ジェイソン・テイタム、ハリソン・バーンズ
- PF:ケビン・ラブ、トバイアス・ハリス、ポール・ミルサップ、PJ・タッカー、カイル・クーズマ
- C:アンソニー・デイビス、アンドレ・ドラモンド、マイルズ・ターナー、ブルック・ロペス
なお、FIBA2019でチームUSAの大黒柱になると見られていたアンソニー・デイビスは、すでに代表入りを辞退する決断をした様子。新天地ロサンゼルス・レイカーズでのシーズンに集中するためだという。
アキレス腱断裂の重傷を負ったばかりのケビン・デュラントをはじめ、レブロン・ジェイムスやステフィン・カリー、カワイ・レナードらNBAを代表するスーパースターたちが不参加。リオ五輪のロスターに比べると少し物足りない気もするが、それでも特にバックコートのデプスはハーデンやリラード、ウォーカー、ラウリー、ビールなど精鋭揃い。コーチ陣も、HCにグレッグ・ポポビッチ、アシスタントHCにスティーブ・カーとロイド・ピアースなど超豪華だ。
2019FIBAワールドカップは8月31日に中国で開催される。
参考記事:「ESPN」