カイリー・アービングがネッツデビュー戦で50得点
今オフにボストン・セルティックスからブルックリン・ネッツへと電撃移籍したカイリー・アービングが、新チームデビュー戦で新記録を打ち立てた。
アービングは現地23日、オーバータイムに及んだ本拠地バークレイズ・センターでのミネソタ・ティンバーウルブズ戦に38分出場。7本のスリーを含む33本中17本のフィールドゴールを成功させ、50得点、8リバウンド、7アシストをマークした。しかもターンオーバーは0本だ。
▼アービングのネッツデビュー
ネッツの球団史上で50点ゲームを達成したのは、アービングが7人目。またチームが2012年にニュージャージーからニューヨークへと移転して以降では最多得点記録となる。
新天地での一発目で最高のパフォーマンスを披露したアービングだったが、それを素直に喜べない形で試合は決着する。
126-127で迎えたオーバータイム残り15秒。ネッツの1点ビハインドという状況の中、ボールを託されたアービングはギリギリまでクロックを潰して逆転決勝弾を狙おうとするが、残り4秒あたりで1on1から攻め入ろうとした際に転倒。奇跡的にボールをリカバーして、何とかブザーが鳴る前にショットをリリースするも、ボールはリムに弾かれてネッツの敗北が確定した。
開幕戦に勝利したウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが7本のスリー成功から36得点、14リバウンド、3スティール、3ブロックで大暴れ。敗れたネッツはアービングの他、カリス・レバートが20得点をマークした。
ボックススコア:「NBA」