ラマーカス・オルドリッジが電撃引退を表明「健康と家族を第一にしたい」
現地15日、大ベテランビッグマンのラマーカス・オルドリッジが電撃引退を表明。あまりにも唐突な引退宣言だっただけに、NBA界隈に大きな衝撃を与えた。
今年3月末にサンアントニオ・スパーズとの契約バイアウトを経て、ブルックリン・ネッツへと移籍したばかりだったオルドリッジ。突然の引退を決意した理由は、現地4月10日の試合中に発症した不整脈が原因だという。
オルドリッジは同日、自身のTwitterで「とても重い気分でこの手紙を書いている」と引退への想いを綴った。
「最後に出場した試合、僕は不整脈と戦いながらプレイしていた。試合後には症状が悪化したので、とても心配になった。翌朝、チームに相談して病院を紹介してもらい、検査を受けることができた。今は症状は落ち着いている。だがあの日に経験した不整脈は、僕の人生において最も恐ろしい出来事の一つだった」
「それを踏まえ、僕はNBA引退という難しい決断をすることにした。この15年間、僕はバスケットボールを最優先にしてきた。でもこれからは、自分の健康や家族を第一に考えたいと思う」
– ラマーカス・オルドリッジ
2006年ドラフト2位指名でNBA入りしたオルドリッジは、キャリア15シーズンで19.4得点、8.2リバウンドを平均。ブレイザーズとスパーズのコアとして大活躍し、7回のオールスター、5回のオールNBAチーム選出を果たした。
▼2年前にはキャリアハイ56得点
オルドリッジは、6年前に退団したブレイザーズの通算リバウンド最多記録を今でも保持。リーグ制覇こそ成らなかったものの、ドラフト全体2位指名としての期待値を上回る素晴らしいキャリアだったと思う。将来的にバスケットボール殿堂入りもワンチャンあるかもしれない。
NBA選手たちのリアクション
オルドリッジの突然の引退宣言を受け、多くのNBA選手たちから祝福とリスペクトのメッセージが送られた。
・ジャマール・クロフォード
「ラマーカスは僕の知る中で最もリアルな男。一緒にプレイしたのは1シーズンのみだったけど、まるで十数年を共にした仲間のように思えたよ。君は“スター”になっても変わらなかった。いつでも僕の大好きな“LA”のままだった。君は生涯のブラザーだ」
・ジャレッド・ダドリー
「素晴らしすぎるキャリア!君の健康と幸せを祈る」
・CJ・マッカラム
・ニコラ・ブーチェビッチ
「君は僕が対戦した中で最もタフなマッチアップの一人だった!おめでとう!家族との時間を楽しんでください」
・ブラッドリー・ビール
「おめでとう、LA!ミッドレンジの王よ。これからの人生を楽しんで欲しい!」
LMA、お疲れ様、おめでとう、ありがとう!!
ソース:「Twitter」