レブロン・ジェームズがカール・マローン超え、通算得点で歴代2位に浮上
現地2022年3月19日、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、キャピタル・ワン・アリーナで行われたワシントン・ウィザーズ戦で38得点、10リバウンド、6アシストのダブルダブルをマーク。
キャリア通算得点でユタ・ジャズのレジェンド、カール・マローンを追い抜き、NBA歴代2位に浮上した。
歴史的な瞬間が訪れたのは第2Q残り5分20秒。レブロンがカットからのレイアップという“マローン超え”に相応しい形で歴代2位浮上の偉業を達成すると、敵地アリーナから盛大なスタンディングオベーションが送られた。
「僕が『こんな風になりたい』と憧れていた選手たちや、これまでテレビで見てお手本にしたり本で読んだりしてきた選手たち、そんなNBA史を代表する選手たちと並べる日が来るなんて…。いつも言葉を失ってしまう。自分自身だけでなく、僕の地元や家族、友人たちが誇りに思える瞬間。そういった人たちのために頑張ってきた」
– レブロン・ジェームズ
▼NBA歴代得点ランキング(レギュラーシーズン)
- カリーム・アブドゥル・ジャバー:3万8387点
- レブロン・ジェームズ:3万6947点
- カール・マローン:3万6928点
- コービー・ブライアント:3万3643点
- マイケル・ジョーダン:3万2292点
- ダーク・ノビツキー:3万1560点
- ウィルト・チェンバレン:3万1419点
- シャキール・オニール:2万8596点
- カーメロ・アンソニー:2万8218点
- モーゼス・マローン:2万7318点
レブロンが今のペースを維持できれば、来季中にもカリームを抜いて歴代首位になりそうな勢い。なお歴代通算得点ランキングのトップ10では、ジョーダンとノビツキー、モーゼスを除く10選手中7選手がレイカーズに所属した経験がある。
また新たな伝説を刻んだレブロンだが、残念ながら同日の試合では勝利はならず。ウィザーズが第3Q中盤の15点ビハインドから巻き返し、127-119でレイカーズを下した。
レブロンのレガシー
以下、レギュラーシーズンにおけるレブロンの歴代ランキング
- 得点:2位(3万6947点)
- 出場時間:3位(5万2018分)
- トリプルダブル:5位(104回)
- アシスト:7位(1万24本)
- 勝利数:7位(893勝)
- スティール:10位(2134本)
レブロンはNBA史上初めてキャリア通算3万得点/1万リバウンド/1万アシストを達成した選手。歴代最高のオールラウンダーだ。
ボックススコア:「NBA」