古巣凱旋のレブロン、元盟友のラブに強烈なポスターダンク「まだ結婚式に呼んでくれるよな?」
NBAでは現地21日、ロサンゼルス・レイカーズとクリーブランド・キャバリアーズがロケット・モーゲージ・フィールドハウスで対戦。レブロン・ジェームズが38得点、12リバウンド、11アシストのトリプルダブルをマークする大活躍を見せ、レイカーズを131-120での勝利に導いた。
古巣凱旋だったこの日のレブロンは、41分の出場で29本中17本のフィールドゴールに成功。その内の1本は、共に優勝を成し遂げた元チームメイトのケビン・ラブの上から叩き込んだ無慈悲なポスタライズダンクだった。
▼試合前には昔のようにハンドシェイクを交わしたレブロンとラブ
▼ポスターダンク
▼後半開始直前のレブロンとラブ
試合後、レブロンはラブを吹き飛ばして決めた今日一のハイライトプレイについて次のようにコメントしている:
「正直なところ、彼(ラブ)が相手だったのが悔やまれる。彼は僕の友人であり兄弟のような存在。こんなことがあったけれど、それでも彼が結婚式に招待してくれることを祈りたい。そもそも僕の“ベストダンク集”に残るようなダンクでもなかったはず。悪気があったわけじゃないんだ、K・ラブ。君が大好きだし、あの2点を取り消したいと思っている。仮に2点を差し引いたとしても、レイカーズが9点差で勝利できたからね」
それにしても、リーグ19年目の37歳が、頭がリムの高さを超えるようなアスレチックなダンクを決めるとか、レブロンはやはり超人だった。
31勝41敗でウェスト9位に再浮上したレイカーズはレブロンの他、ラッセル・ウェストブルックとDJ・オーガスティンがそれぞれ20得点、マリック・モンクが12得点、新人のオースティン・リーブスが11得点と、ガード陣が勝利に大貢献した。
敗れたキャブスは、オールスターのダリアス・ガーランドが29得点、17アシストのダブルダブルで奮闘。オールスターブレイク後は6勝8敗と低迷しており、現在シーズン41勝31敗のイースト6位、プレイ・イン枠である7位のトロント・ラプターズに1ゲーム差まで迫られている。
ボックススコア:「NBA」