カワイ・レナードが38得点でスパーズの開幕連勝を終わらせる
NBAでは現地10月31日、ステイプルズセンターでロサンゼルス・クリッパーズとサンアントニオ・スパーズが対戦。
カワイ・レナードが38得点、12リバウンド、4スティールの大活躍でクリッパーズを103-97の勝利に導き、スパーズに今季初黒星を与えた(スケジュールが決まった時点で何か嫌な予感はしてたんだ…)。
前日のユタ・ジャズ戦を欠場してバック・トゥ・バックを回避し、充電満タンで古巣チームとの試合に臨んだこの日のレナード。最初の3ピリオドはフィールドゴール23本中8本と決して絶好調とは言えなかったが、最終ピリオドに入るといきなり覚醒。あらゆるスポットから次々とジャンプショットを沈め、ピリオド15得点で試合をテイクオーバーする。
▼レナードの第4Q
レナードがこれほどのスコアラーに成長するなんて、スパーズが最後に優勝した2014年当時は夢にも思わなかった。軽快なフットワークと絶妙なボディーコントロールから展開されるミドルレンジゲームは、もはやジョーダンやコービーに匹敵するレベルかもしれない。
スパーズはデジャンテ・マレーやデリック・ホワイト、ルディ・ゲイら様々なディフェンダーをレナードにぶつけたが、結果は同じ。第4Qのレナードは、フロアにいたスパーズ選手の全員から得点を奪った気がする。
また、レナードのオンボール・スティールは相変わらず鬼畜。この試合でも、本来ならドリブル中のターンオーバーが少ないデマー・デローザンとルディ・ゲイを相手に真っ向からボールを奪い取り、速攻で点を決めた。
▼レナードの真骨頂
https://twitter.com/NBA/status/1190118126157008896
レナードのテイクオーバーに翻弄されながらも、スパーズは最後まで善戦。クラッチタイムにデマー・デローザンがステップアップし、第4Q残り2分には4点差まで詰め寄ったが、そこからオフェンスが失速して逆転はならなかった。
シーズン4勝2敗としたクリッパーズはレナードの他、モントレス・ハレルが24得点で勝利に貢献。今季初のアウェイゲームで連勝が止まったスパーズは、デローザンが29得点、ホワイトが20得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」