リラード、ドレイモンド、テイタムがアメリカ代表で東京五輪参戦へ
東京オリンピックでのチームUSAは、まさかの7位に終わったFIBAワールドカップ2019よりも強力な面子を揃えてきそうだ。
The Athleticによると、6月15日の時点で、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードとゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、東京五輪への参戦の意思を固めているとのこと。グリーンはリオ五輪での優勝メンバーの一人、リラードは代表チーム初参加となる。
また同日には、セルティックスのジェイソン・テイタムが五輪参戦を表明したとYahoo Sportsが報道。テイタムは2019年FIBAの代表選手だったので、雪辱を果たすチャンスだ。
チームUSAは、2008年の北京五輪からオリンピック3連覇中。今大会では、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCの指揮下で4連覇を目指す。リラード、グリーン、テイタムの3選手がいるだけでも優勝大本命と見て間違いないだろう。
▼常勝軍団
他のNBAスーパースターでは、すでにレブロン・ジェームズが「今年の夏はオリンピックではなく『Tune Squad』(スペースジャム)でプレイしたい」と不参加を匂わせる発言。ステフィン・カリーやカワイ・レナードは以前に参戦の意思を示していたが、今はどう考えているのか分からない。
なお他の国の代表チームでは、ルカ・ドンチッチがオリンピック出場権をかけた予選に向けてスロベニア代表の練習に参加中。一方で2021年MVPのニコラ・ヨキッチは、セルビア代表入り辞退をすでに表明した。
現地メディアによると、チームUSAは6月末までにオリンピックのロスターを決め、7月6日からラスベガスでトレーニングキャンプを開催する予定とのこと。東京五輪バスケットボールのグループステージは7月25日から始まる。
参考記事:「Yahoo Sports」