マジックがスパーズの連勝をストップ
オーランド・マジックが現地27日、本拠地アムウェイ・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦に114-87で圧勝。スパーズの今季開幕連勝記録を4で終わらせた。
この日の試合は、第1Qを32-18で上回ったマジックが終始ペースを支配。序盤から鉄壁のディフェンスを展開して、前半の失点をわずか34点に抑えて完全に主導権を握ると、第3Qには最大でリードを36点に拡大し、シーズン無敗だったスパーズをホームフロアで一蹴した。
▼フォーニエはFG83.3%で25得点
開幕から好調を維持するマジック(4勝1敗)は、エバン・フォーニエが4本のスリーを含む12本中10本のフィールドゴールを成功させ、27分の出場で25得点をマーク。ジョナサン・シモンズが17得点、アーロン・ゴードンが16得点で貢献し、チーム全体では最初の3ピリオドでスリー成功率60%を記録していた。なお同日にワシントン・ウィザーズが敗北したことにより、マジックは27日の時点でイースト単独首位となっている。
敗れたスパーズは、ラマーカス・オルドリッジが24得点、11リバウンドのダブルダブルで奮闘するも、他に二桁得点に達したのはパウ・ガソルとパティ・ミルズ(それぞれ12得点)のみ。オフェンスではミスマッチを攻めることにこだわりすぎて流れが悪くなり、チーム全体のFG成功率が2015年2月8日のラプターズ戦以降でワーストとなる33.7%に終わった。
ディフェンスではペリメーターでのボールディナイができず、ずっと後手に回っていた印象。またアーロン・ゴードンとブーチェビッチをPF/Cに置いたマジックのファイブアウト・オフェンスにリムプロテクターを外まで引きずり出され、がら空きになったペイントエリアで点を取られる場面も目立った。
今季のマジックはボールの動きが非常に良く、5試合の平均アシスト数でリーグ3位の24.4を記録している(昨季は22.2でリーグ18位)。
ボックススコア:「NBA」