ドンチッチが通算40回目のトリプルダブル達成、グリズリーズの連勝を11で終わらせる
ダラス・マーベリックスが現地14日、敵地フェデックス・フォーラムで行われたメンフィス・グリズリーズ戦に112-85で圧勝。快進撃を続けていたグリズリーズをわずか85点に抑え、連勝記録を11で止めた。
ハーフタイムで5点ビハインドを背負っていたこの日のマブスは、第3Qから守備をアジャスト(ピック&ロールのボールハンドラーに対してトラップやブリッツを徹底)して流れを引き寄せると、オフェンス面ではルカ・ドンチッチがテイクオーバー。後半を62-30の大差で上回った。
40回目のTD
前半は12本中4本のFG成功から9得点/5ターンオーバーと苦戦していたドンチッチだが、後半は10本中8本のショットを決めてステップアップ。特に第3Q終盤から第4中盤にかけてフローターやミッドレンジからグリズリーズディフェンスを破壊する圧巻のスコアリングランを披露し、最終的に27得点、12リバウンド、10アシストを記録している。
▼ビハインド・ザ・バックの神パスでTD達成
“ルカ・マジック”の真骨頂。ダブルチームの間を縫う絶妙なアシストだ。
これでドンチッチは今季4度目、キャリア通算40回目のトリプルダブルを達成。マブスでは、1980年の球団設立から42シーズンで合計80回のトリプルダブルが記録されているが、そのちょうど半分がここ3シーズン半でドンチッチが達成したものだ。
マブス(23勝19敗)はドンチッチの他、ティム・ハーダウェイJr.が16得点、ジェイレン・ブランソンが15得点/9アシスト/5スティールで活躍。直近8試合で7勝1敗と大きく調子を上げている。
一方で、フランチャイズ連勝記録が11で終了となったグリズリーズは、ジャ・モラントが19得点/8アシストをマーク。7日間で5試合目というタフスケジュールに加えて、マブスのトラップDにリズムを狂わされ、後半からオフェンスが大失速してしまった。
ボックススコア:「NBA」