カーメロ・アンソニーが通算得点でラリー・バード超え
ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーが、現地20日のユタ・ジャズ戦でゲームハイの30得点を記録し、キャリア通算2万1793得点に到達。ボストン・セルティックスのレジェンド、ラリー・バードを追い抜いて、歴代得点ランキングで31位に浮上した。
▼通算得点28~32位(レギュラーシーズン)
プレーヤー | 得点 | 試合数 | |
28 | エルジン・ベイラー | 23149 | 846 |
29 | クライド・ドレクスラー | 22195 | 1086 |
30 | ゲイリー・ペイトン | 21813 | 1335 |
31 | カーメロ・アンソニー | 21793 | 870 |
32 | ラリー・バード | 21791 | 897 |
アンソニーは、バードよりも少ない試合数での31位到達となった。このままいけば、今季中に29位のドレクスラーを超える可能性が高い。なお2003年ドラフト組からは、アンソニーを含めてすでに合計3選手が歴代トップ50入りを果たしており、レブロン・ジェイムスが2万5874点で17位、ドウェイン・ウェイドが1万9537点で44位となっている。
20日のジャズ戦でアンソニーは、ゲームハイの30得点(FG20本中13本成功)に加え、9アシスト、7リバウンドを記録するオールラウンドパフォーマンスを披露。第4QとOTの正念場で10得点、5アシストを獲得し、チームを延長戦での勝利に導いた。
ニックスは他に、ロビン・ロペスが22得点/12リバウンドのダブルダブル、クリスタプス・ポルジンギスが16得点/3ブロックをマーク。敗れたジャズは、ロドニー・フッドがチームハイの29得点、ゴードン・ヘイワードが27得点をそれぞれ獲得した。
今季のメロはシュート本数が減っており、平均得点がこれまでよりも落ちているが、その分平均アシスト数(4.2)とリバウンド数(7.8)でキャリアハイを記録中。ディフェンスも改善した印象で、オールラウンドなプレーヤーとして成長している。
Image by Keith Allison/Flickr
ボックススコア:「NBA」