NBAが2015-16シーズンの日程と放送スケジュールを発表
現地12日、NBA2015-16レギュラーシーズンの日程とテレビ中継のスケジュールが公開された。
シーズン開幕は現地10月27日。ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ニューオーリンズ・ペリカンズ戦、クリーブランド・キャバリアーズ対シカゴ・ブルズ戦、デトロイト・ピストンズ対アトランタ・ホークス戦の3試合が行われる。
プレーヤーたちの負担を少しでも減らすため、来季はこれまでよりもバック・トゥ・バックの試合が少なくなるように日程が組まれた。特に5日間4試合というハードスケジュールは、昨季の70回から27回に抑えられている。
全米放送の振り分け
来季は、ESPN (74試合)、TNT(53試合)、ABC(16試合)の3局で合計143試合が全米生中継される予定だ。最も放送回数が多いチームは、昨季ファイナルに進出したウォリアーズとキャブスで、それぞれ25回となっている。
以下、各チームの全米試合中継回数:
チーム | 放送回数 | 昨季 |
クリーブランド・キャバリアーズ | 25(→) | 25回 |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 25(↑) | 19回 |
オクラホマシティ・サンダー | 24(↓) | 25回 |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 24(↑) | 23回 |
シカゴ・ブルズ | 23(↓) | 25回 |
サンアントニオ・スパーズ | 21(↑) | 19回 |
ヒューストン・ロケッツ | 19(↑) | 17回 |
ロサンゼルス・レイカーズ | 19(↓) | 20回 |
ニューオリンズ・ペリカンズ | 13(↑) | 2回 |
マイアミ・ヒート | 11(↓) | 16回 |
メンフィス・グリズリーズ | 10(↑) | 1回 |
アトランタ・ホークス | 8(↑) | 2回 |
ボストン・セルティックス | 7(↑) | 1回 |
インディアナ・ペイサーズ | 7(↑) | 5回 |
ダラス・マーベリックス | 7(↓) | 11回 |
ニューヨーク・ニックス | 7(↓) | 16回 |
ミネソタ・ティンバーウルブズ | 5(↑) | 2回 |
フェニックス・サンズ | 5(↓) | 10回 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 5(↓) | 16回 |
ワシントン・ウィザーズ | 5(↓) | 10回 |
ミルウォーキー・バックス | 4(↑) | 0回 |
サクラメント・キングス | 4(↑) | 3回 |
ユタ・ジャズ | 3(↑) | 0回 |
トロント・ラプターズ | 2(↓) | 4回 |
ブルックリン・ネッツ | 1(↓) | 4回 |
シャーロット・ホーネッツ | 1(↓) | 2回 |
オーランド・マジック | 1(↑) | 0回 |
デンバー・ナゲッツ | 0(↓) | 5回 |
デトロイト・ピストンズ | 0(↓) | 2回 |
フィラデルフィア・76ers | 0(→) | 0回 |
ウォリアーズ、キャブスに次いで全米中継回数が多いのは、それぞれオールスター常連の人気選手を2人有するサンダーとクリッパーズ。そこにブルズとスパーズが続いている。
昨季は1960年にロサンゼルスへと移転して以来のワーストレコードを記録し、今季も低迷が続きそうなレイカーズだが、相変わらずメディア露出度は高く、リーグ7番目となる19回の中継枠を確保。やはりレイカーズは腐ってもレイカーズだ。それに来季はコービー最後の年になる可能性もあるので、ロッタリーチームの中で唯一二桁を超えているのにも納得できる。
昨季から大幅に中継回数が増えたのは、4年ぶりにプレーオフ進出を果たしたペリカンズと、イースト1位の成績でリーグをサプライズしたホークス。ウルブズとバックスもそれぞれ増えたが、もう少し多くても良い気がする。
反対に中継が減ったのは、ブレイザーズ、ニックス、サンズ。76ersに関しては、3シーズン連続で全国放送ゼロとなった。
※2015-16シーズンのTV放送スケジュール詳細(リーグパスとNBA TV含む)
なお、2016-17シーズンからはNBAとテレビネットワークとの新契約がスタートするため、レギュラーシーズンの全米中継回数がこれまでの143回から164回に増える予定だ。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「SB Nation」