ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、クリッパーズとのOT戦で49得点トリプルダブルの大活躍
各チームのスター選手たちが最高のパフォーマンスを披露した現地1月19日のNBA。合計15選手が30得点以上をマークし、その内の8選手がアシストもしくはリバウンドでのダブルダブルを記録した。
中でも突出していたのは、ジョエル・エンビードの50得点ダブルダブルに、ルカ・ドンチッチの41得点/14リバウンド/7アシスト。そしてニコラ・ヨキッチの49得点トリプルダブルだ。
ヨキッチは、オーバータイムに及んだ現地19日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で49得点、14リバウンド、10アシストをマーク。今季リーグで最多となる10回目のトリプルダブルを記録し、ナゲッツを130-128での勝利に牽引した。
ヨキッチが40得点以上でトリプルダブルを記録するのは今回が初めて。127-127の同点で迎えたOTのラストポゼッションでは、ペリメーターでダブルチームを引き付けながら、逆サイドコーナーにいたアーロン・ゴードンへ絶妙なクロスコートパスを放ち、10本目のアシストを獲得する。
▼こんなパスを出せるのはNBAでもほんの一握り。このプレイがナゲッツの決勝点となった
ナゲッツ(23勝20敗)はヨキッチの他、ゲームウイナーを決めたゴードンが28得点、モンテ・モリスが19得点/9アシスト/9リバウンドで活躍。ゴードンは試合後、勝利を呼び寄せた最後のプレイについて「プレッシャーのかかる状況でも、常にヨキッチは正しいプレイ、正しいパスを出してくれるので、ボールが自分に来ることは分かっていた」とコメントした。
「完璧なタイミングかつ角度のパスだった。僕はそのパスをキャッチしてシュートするだけで良かった」
– アーロン・ゴードン
一方で敗れたクリッパーズ(22勝24敗)は、イビチャ・ズバッチがキャリアハイ32得点、10リバウンド、3ブロックを記録。他には、レジー・ジャクソンが28得点/12アシストをあげている。
ボックススコア:「NBA」