【Playoff】ポール・ジョージ37得点、レナード欠場のクリッパーズがジャズとの第5戦勝利【P】
現地16日、ロサンゼルス・クリッパーズが敵地ビビント・アリーナで行われたユタ・ジャズとのウェスト準決勝第5戦に119-111で勝利。シリーズを3勝2敗とし、チーム初のウェスタンカンファレンス・ファイナル進出まであと1勝に迫った。
同日の朝には、カワイ・レナードが膝の負傷で第5戦を欠場することが確定。試合前にエース離脱という絶望的なニュースを受けたクリッパーズは、もう1人のスターであるポール・ジョージがステップアップしてチームを勝利に導く。
第5戦でのジョージは、40分の出場で37得点、16リバウンド、5アシストをマーク。NBAによると、クリッパーズの選手がプレイオフの試合で35/15/5以上を記録したのは球団史上初だという。
▼Playoff P
クリッパーズはジョージの他、マーカス・モリスが25得点、レジー・ジャクソンが22得点で勝利に大貢献。この日の試合では、これまで以上にスモールラインアップを徹底し(ズバッチの出場時間がわずか8分)、ファイブ・アウトの布陣でルディ・ゴベアを外までおびき出してジャズのリム守備を相殺した。
またレナードの代わりに先発出場した2年目のテレンス・マンは11得点をマーク。第4Qの正念場では、ゴベアの上からカウント・ワンスローでダンクを叩き込むビッグプレイを決めている。
敗れたジャズは、ボヤン・ボグダノビッチがチームハイ32得点を記録。前半だけで30本中17本のスリーに成功させるもクリッパーズを突き放すことができず、後半からは外のシュートがまったく入らなくなってしまった。
なおジャズ先発PGのマイク・コンリーは、この日もハムストリングの怪我のため欠場。エースのドノバン・ミッチェルも、明らかに万全のコンディションではない。
ジャズとクリッパーズの第6戦は、現地18日にロサンゼルスで行われる。レナードやコンリーが第6戦に出場できるかどうかは今のところ不明だ。
ボックススコア:「NBA」