TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ジェレミー・グラント トレード
2022 6 24

ブレイザーズが2025ドラフト1巡目指名権と交換でジェレミー・グラント獲得へ

ジェレミー・グラント, ピストンズ, ブレイザーズ 0

NBAでは現地6月22日、ポートランド・トレイルブレイザーズとデトロイト・ピストンズがトレードに合意。ブレイザーズは2025年1巡目指名権をはじめとした複数のドラフトアセットを放出する見返りに、ピストンズからフォワードのジェレミー・グラントを獲得するという。

ESPNによると、トレードの詳細は以下の通り:

  • ブレイザーズ獲得:ジェレミー・グラント
  • ピストンズ獲得:2025年ドラフト1巡目、2022年2巡目スワップ、2025年と2026年の2巡目

報道によれば、ピストンズが獲得する2025年ドラフト1巡目指名権は、ミルウォーキー・バックス経由のトップ4保護付き。また2022年の2巡目指名権は36位と46位のスワップで、2026年の2巡目ではブレイザーズとピリカンズの指名権で順位が高い方を獲得する。

ブレイザーズ

昨季のブレイザーズは、CJ・マッカラムやノーマン・パウエル、ロバート・コビントン、ラリー・ナンスJr.らチームのコアメンバーをシーズン中盤に一斉放出。本格的な再建に踏み出したかに見えたが、今回のトレードにより、このままデイミアン・リラードを軸にしたロスターで戦い続けるスタンスを明確にした。

ジェレミー・グラントはハイレベルなツーウェイ・フォワードで、昨年夏にはチームUSAの一員として東京オリンピックで金メダルを獲得。OKC/ナゲッツ在籍時には優秀な3&Dとして活躍し、ピストンズ移籍後の直近2シーズンではチームのエース的存在として20.9得点を平均している。

▼3月には40得点ゲーム!

ブレイザーズは昨季2月のマッカラム放出により約2100万ドルのトレード・エクセプションを手に入れていたため、今回のトレードではサラリー面でマッチする必要なくグラント獲得に成功。また見返りに放出したバックス経由の2025年1巡目指名権はマッカラムのトレードで得たものであり、ヤニス・アデトクンボが3年後の2024-25シーズンを全休でもしない限り、20位以下の指名に終わる可能性が極めて高い。

有力選手や自軍の1巡目指名権を手放すことなく、最小限のアセットでグラント級のオールラウンダーを獲得できたのは大きい。

なお今夏のブレイザーズは、昨季にブレイクしたガードのアンファニー・サイモンズや、先発センターのユスフ・ヌルキッチがフリーエージェント。さらにグラントは来季が契約最終年で、12月に延長契約の対象選手となる。

ピストンズ

一見、ピストンズが大損したかにも思えてしまう今回のトレード。合計4つのドラフトアセットを得たものの、それほど価値は高くなく、目玉であるバックス経由の2025年1巡目指名権もロッタリー外になる見込み。即戦力を求めるなら、もっと良いオファーを見つけられたはずだが、ピストンズの主な目的は今夏FAに向けたサラリー調整だった。

グラントの来季契約額(2100万ドル)がちょうどブレイザーズのトレード・エクセプションに吸収されるため、ピストンズは同額サラリーの選手を引き受けることなくトレードが成立。これにより、ピストンズは今夏FA用に約4400万ドルの巨額キャップスペースを確保できる。

現地メディアによると、ピストンズが今夏FAで狙っているのは、サンズのデアンドレ・エイトンやホーネッツのマイルズ・ブリッジズ、マブスのジェイレン・ブランソンあたり。ただエイトンとブリッジズは制限付きFAとなるため、ピストンズがどれだけ魅力的なオファーをしても、それぞれの所属チームにマッチされる可能性が高い。

また今オフでは、カイリー・アービングやジェームズ・ハーデン、ブラッドリー・ビールらベテランスターがプレイヤー・オプションを破棄して無制限FAになるかもしれないが、3人とも年齢的にピストンズの再建タイムライン(ケイド・カニングハムが軸)にそぐわない選手。ピストンズが4000万ドル以上の今夏キャップスペースをどう使うのかに注目だ。

参考記事:「ESPN」

3月に『セルティックス2022NBA王者』の墨を肩に入れた青年の祈り、成就せず 2022NBAドラフトの結果と感想:デューク大のパオロ・バンケロが全体1位指名

Related Posts

ピストンズ 乱闘

ブログ

試合中の喧嘩騒ぎで合計11選手に出場停止処分、最長で3試合謹慎

サマーリーグ2022 ブレイザーズ

ブログ

ブレイザーズが2度目のサマーリーグ優勝、キングスに次ぐ史上2球団目の快挙

デイミアン・リラード 延長契約 2022

ブログ

デイミアン・リラードがブレイザーズと2027年まで続く延長契約を締結

クリッパーズ パウエル

ブログ

クリッパーズがトレードでパウエルとコビントン獲得、ブレイザーズは本格的に再建突入か

特集

  • ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    ジミー・バトラー、76er退団を選んだ理由と「ヒート・カルチャー」を語る

    2021年10月1日
  • ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    2021年9月27日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • 【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    【ポイントゴッド】クリス・ポールが3つの球団で17連勝達成

    2021年12月2日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5
    ケビン・デュラントが選ぶ歴代NBAのベストスターティング5

ランダム

  • ラジョン・ロンド アイザイア・トーマスラジョン・ロンドとアイザイア・トーマスが同時に退場処分
  • 2019 プレイオフ ベスト2019NBAプレイオフのベストプレイ10選
  • アンソニー・エドワーズ オフェンシブファウル【ハイライト】ウルブズ2年目のエドワーズ、“今季一”のダンクを決めるもオフェンシブファウル
  • スパーズ 6位スパーズがブレイザーズに勝利でウェスト6位をキープ
  • オールスターゲーム 20182018NBAオールスターゲームはチームレブロンが勝利

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes