リッキー・ルビオがシーズン初試合でキャリアハイ28得点と14アシスト!
ミネソタ・ティンバーウルブズのリッキー・ルビオが、今年3月以来初の公式戦出場となる現地28日のロサンゼルス・レイカーズ戦で、自己キャリアベストの28得点、14アシストを記録。ターンオーバーはわずか1本と、ポイントガードとしてほぼ完璧なオフェンスゲームを展開し、アウェイでのシーズン開幕戦でチームを勝利に導いた。
これまでのキャリア4シーズンでシューティングが弱点とされてきたルビオだが、28日の試合ではボールスクリーンを巧みに利用しながら、積極的にミドル~ロングレンジを試投。2本のスリーを含むフィールドゴール17本中10本を成功させている。
▼ルビオ、キャリアハイ得点
ルビオは、昨季のリハビリ期間やオフシーズンを通してミドルレンジ・ジャンプショットの練習に励んできたそうだ。
試合は、レイカーズの15点リードで迎えた第3Q残り3分40秒から、ウルブズが猛反撃を開始。27-10のランを展開して第4Q中盤に逆転、さらに残り時間2分13秒で9点差を奪う。そこからレイカーズに1点差まで追い上げを食らったが、ウルブズは最後のポゼッションを何とか守り抜き、フリップ・サンダースHC死後初の試合で勝利を収めることができた。
「とても辛い一週間だった。言葉にするのも難しい。みんなにとってすごく悲しい経験だった。帰らぬ人となってしまったが、フリップはこれからもずっとチームと共にあり続ける」
– リッキー・ルビオ
この日は、先日亡くなったサンダースHCのため、試合前に黙祷が捧げられた。さらにウルブズのプレーヤーたちは、「WE」というスローガンがプリントされたウォームアップシャツを着用。レイカーズのプレーヤーたちも「FLIP」と書かれたシャツを着て、サンダースHCに弔意を表わした。
また28日は、コービー・ブライアントが今年1月の肩の手術以来初めて公式戦に出場し、24得点、4リバウンドを記録。前半は13本中6本のFG成功で15得点と好調だったが、第3Qの中盤から8本のフィールドゴールすべてに失敗し、後半はいまいちリズムに乗れなかった。
▼コービー、開幕戦前半
これでコービーは、NBA史上初めて同じチームで20シーズンに出場した選手となる。
さらにこの日の試合では、2015年ドラフト1位、2位指名のカール・アンソニー・タウンズとデアンジェロ・ラッセルが公式戦デビュー。タウンズは開始間もなくに豪快なツーハンドダンクでNBA初得点を挙げると、最終的に32分の出場で14得点、12リバウンドのダブルダブルをマークした。
ボックススコア:「NBA」