ハーデンの50得点でロケッツがシクサーズの初勝利を阻止
ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが、トヨタセンターで現地27日に行われたフィラデルフィア・76ers戦で自己シーズンベストの50得点をマーク。ロケッツは第4Q中盤の7点ビハインドから逆転勝利を果たし、僅差でシクサーズの今季初勝利を防いだ。
▼ハーデンのシーズンハイ
過去3試合と同様、シクサーズはこの日ももう少しで勝利に手が届くところにいた。第3Q残り2分30秒でロケッツに16点リードを奪われていたが、その後6分間で22-5の猛反撃を展開し、第4Q8分35秒で逆転に成功。残り時間6分30秒には点差を7点に拡大する。
そこからハーデンが2本のスリーと8本のフリースローを成功させて試合をテイクオーバー。シクサーズは最後まで1ゴール差で食らいついたが、あと一歩及ばなかった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
PHI | 19 | 30 | 31 | 34 | 114 |
HOU | 30 | 26 | 35 | 25 | 116 |
ハーデンは6本のスリーを含む28本中14本のフィールドゴールを成功させ、50得点、9リバウンド、8アシストを獲得。これで、チームに移籍してから4シーズンにして3度目となる50得点以上の試合を記録し、ロケッツ史上最も多くの“50点ゲーム”を達成したプレーヤーとなった。
▼歴代ロケッツの50点ゲーム回数
プレーヤー | ロケッツキャリア | 50得点 |
ジェイムス・ハーデン | 4シーズン | 3回 |
アキーム・オラジュワン | 17シーズン | 2回 |
モーゼス・マローン | 5シーズン | 2回 |
エルヴィン・ヘイズ | 3シーズン | 2回 |
一方のシクサーズは、フォワードのロバート・コビントンが、キャリアハイの28得点と8スティールで大健闘をみせた。
連敗記録
この日の敗北により、シクサーズは昨季に並びフランチャイズ史上最悪のシーズンスタートとなる開幕0勝17敗。歴代NBAのワースト開幕記録は、2009-10ネッツの0勝18敗となっている。
さらにシクサーズは、昨季終わりの10連敗を含め27連敗中となり、米メジャースポーツ史上最長連敗を記録したチームとなった。
ボックススコア:「NBA」