八村塁がキャリア初の30得点ゲーム!!
日本人選手がNBAで30点を取る日が来るとか感無量。
現地12月1日、ワシントン・ウィザーズがステイプルズ・センターでウェスト強豪のロサンゼルス・クリッパーズと対戦。ウィザーズは150-125で大敗したものの、新人の八村塁がキャリアハイの30得点をマークした。
11月24日から3試合連続でFG成功率30%以下とシューティングスランプ気味だった八村だが、2日前のレイカーズ戦で復調すると、同日のクリッパーズ戦では38分の出場で23本中13本のフィールドゴールに成功。カワイ・レナードやポール・ジョージら世界トップクラスのディフェンダーを有するクリッパーズ守備に臆することなく、スクリーン&ロールから積極的にリムを攻めて得点を積み上げ、ミドル~ロングレンジのジャンプショットも好調だった(コーナースリー2本成功)。
今季ルーキーで30得点超えを達成するのは、グリズリーズのジャ・モラントとウォリアーズのエリック・パスカルに次いで、八村が3人目となる。
個人的にとても興奮させられたのは、第2Q中盤で八村がファイナルMVPのカワイ・レナードに攻守で真っ向勝負を挑んだシーン。まず八村は1on1でレナードにジャンパーをミスさせる好守備を見せると、その直後の攻めではローブロックでレナードにポストアップを仕掛けようとした(レナードのファウルでプレイは中断)。ハイライトには残らないプレイだが、こういったアグレッシブさはすごく大切だと思う。
試合後、レナードは八村のパフォーマンスについて、「彼は良い選手。基礎がとてもしっかりしている。自分の得意とするスポットから攻める技術を持っている。もっと経験を積んで、アタックスポットを見いだせれば、どんどん上達するはずだ」と賞賛した。
勝利したクリッパーズは、レナードが34得点、ポール・ジョージが31得点をマーク。さらにモントレズ・ハレルが23得点、ルー・ウィリアムズが22得点と、4選手だけで110点をスコアしている。
▼レナード&PG
敗れたウィザーズは八村の他、ブラッドリー・ビールが23得点、11アシストを記録。ベンチ出場のダービス・バータンスが6本のスリーを沈めて20得点をあげた。
▼カイル・コーバーかな?
ボックススコア:「NBA」