マヌ・ジノビリの「20」番が永久欠番化へ
AT&Tセンターに9人目の背番号が掲げられることになる。
サンアントニオ・スパーズは現地10月30日、今年8月に現役引退を表明したマヌ・ジノビリの背番号20番を永久欠番化することを正式に発表。セレモニーは、2019年3月28日にホームで行われるクリーブランド・キャバリアーズとの試合後に執り行われる予定だという。
2002年にNBAデビューしたジノビリは、キャリア16シーズンにわたり生涯スパーズを貫き、13.3得点、3.8アシスト、3.5リバウンド、1.3スティールを平均。ティム・ダンカンやトニー・パーカーらと共に4度のリーグ制覇を達成した。
スパーズの選手が永久欠番となるのは、ティム・ダンカン、デイビッド・ロビンソン、ジョージ・ガービン、ブルース・ボウエン、ショーン・エリオット、エイブリー・ジョンソン、ジョニー・ムーア、ジェームズ・サイラスに次いで球団史上9人目となる。
ジノビリのセレモニーは、トニー・パーカーの古巣初凱旋となる1月14日のシャーロット・ホーネッツ戦にスケジュールされるかもと思っていたが、よく考えれば2人の“特別な日”を一緒に済ませてしまうのは勿体ない。なお3月28日は、ホーネッツがオフの日なので、パーカーはもちろん、昨季までスパーズのアシスタントコーチを務め、今年の夏にホーネッツHCに就任したジェームズ・ボレゴも顔を出せる日程となっている(ホーネッツは29日にステイプルズ・センターでレイカーズと対戦予定)。
ダンカンの式典と同様、スパーズレジェンドたちが多数参加する感動的なセレモニーになるはずだ。永久欠番化のニュースから24時間も経っていないが、大手オンラインチケットサイト「StubHub」を見てみると、当日のチケット価格は、コートから最も離れたバルコニー席の最安値で約170ドルとすでにインフレしている(通常AT&Tセンターのバルコニー席は20~50ドルあたり。不人気チームとの対戦だと10ドル以下もある)。
参考記事:「Spurs」