スパーズが108-83でウルブズを撃破、開幕30試合の得失点差で+408点を記録!
現地23日にターゲット・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦は、すべてのクォーターをアウトスコアしたスパーズが108-83で完全勝利。今季成績を25勝5敗に伸ばした。
この日の試合は、スパーズがウルブズに1度もリードを許すことなく終始圧倒。トニー・パーカーが最初の7分間で10得点をあげ、第1Qを28-16で締めくくる好スタートを切ると、第2Qも二桁点差を維持したまま、52-38の14点リードでハーフタイムを迎える。ティム・ダンカンは前半だけで4ブロックを叩き出した。
▼ダンカンとオルドリッジのハイローコネクション
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第3Qに入ると、ウルブズが開始から1分で6連続得点を決めて点差を一桁台に縮める。これに激怒したグレッグ・ポポビッチHCは、すぐにタイムアウトをコールしてスターター全員をベンチに下げ、セカンドユニットを投入。するとスパーズは見事なチームワークで15-4のランを展開し、一瞬で流れを奪い返した。
第3Q中盤には、合計8回のパス回しからカウント・ワンスローのレイアップを成功させるリーグ最高峰のモーションオフェンスを披露!これぞチームバスケの完成形だ。ポポビッチHCでさえも拍手を送っている。
スパーズの16点リードで迎えた第4Qは、それまであまり目立たなかったカワイ・レナードが爆発。残り時間9分30秒から4分30秒の5分間で2本のスリーを含む5本のフィールドゴールを成功させ、ウルブズにとどめを刺した。
レナードはこの試合でゲームハイの19得点をマーク。さらにキャリア通算500本目のスティールを獲得した。
スパーズは他に、パーカーが14得点/6アシスト、ウェストが13得点/5リバウンドを記録。また久々にダニー・グリーンの調子が良く、4本中3本のスリーを沈めて11得点を挙げている。
ディフェンス
この日のスパーズは、チーム合計で9ブロックと7スティールを記録。さらにウルブズのFG成功率を41.7%に抑えながら、リバウンド数でも47-31で圧倒した。
Because defense is a major 🔑 to success. https://t.co/IRYRQoZvfd
— San Antonio Spurs (@spurs) 2015, 12月 24
歴代屈指のシーズン
ウルブズ戦での勝利により、今季スパーズは開幕から30試合での得失点差で+408に到達。これは歴代NBAで2番目に高い数字だ。
▼開幕30試合の得失点差トップ3
得失点差 | 成績 | |
バックス1971-72 | +435 | 26-4 |
スパーズ2015-16 | +408 | 25-5 |
セルティックス2007-08 | +404 | 27-3 |
ボックススコア:「NBA」