スパーズがホームでグリズリーズに勝利、レギュラーシーズン通算2000勝目を獲得
サンアントニオ・スパーズが現地25日、AT&Tセンターで行われたメンフィス・グリズリーズ戦に110-104で勝利し、ホーム連勝記録を46勝に更新。さらに1995-96シカゴ・ブルズと並んで歴代1位タイ記録となる開幕ホーム37勝0敗を達成すると同時に、今季プレーオフでのウェスト2位シード以上を確定させた(シーズン残り10試合で3位サンダーと11ゲーム差)。
カワイ・レナード、ダニー・グリーン、ボリス・ディアウ、パティ・ミルズの4選手不在でグリズリーズを迎え撃ったこの日のスパーズは、ラマーカス・オルドリッジが第1Qに17得点をあげる大暴れで序盤のオフェンスを牽引。最初のピリオドで今季チーム最多となる37点をスコアし、前半残り3分で最大17点リードを奪う絶好調のスタートを切った。
後半に入るとディフェンスがややおろそかになってグリズリーズに反撃を許してしまい、第4Q残り7分で2点差にまで追い上げられたが、そこから攻守で完全に主導権を握り13-0のランを展開。マヌ・ジノビリとケビン・マーティンが3連続スリーを沈めてリードを再び二桁に広げると、そのまま最後まで逃げ切り、今季61勝目(11敗)を手にした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
MEM | 23 | 28 | 33 | 20 | 104 |
SAS | 37 | 27 | 24 | 22 | 110 |
▼ラマーカス・オルドリッジ
スパーズは、オルドリッジがゲームハイの32得点、12リバウンド、3ブロックのダブルダブルをマーク。移籍後2度目となる30点超えのパフォーマンスで、エースがいないチームを引っ張った。
他には、ダンカン/パーカー/ジノビリのビッグスリーが合計39得点/17アシスト/11リバウンド、スタータとして34分出場したマーテインが移籍後最多の13得点で勝利に貢献。なおスパーズにとってこの日の勝利は、NBAに加入した1976年以降の40レギュラーシーズンで通算2000勝目となる。
▼ダンカン、12得点/8リバウンド/7アシスト
続いてスパーズは、現地26日にアウェイでサンダーと対戦。チームの発表によると、今度はビッグスリーとレナード、オルドリッジの主力5人が休養で欠場する予定だという。
ボックススコア:「NBA」