タッコ・フォールがセルティックスから2ウェイ契約獲得!
ドラフト外からNBAドリームに挑戦するタッコ・フォールと、それを応援する多くのファンたちに朗報だ。
ボストン・セルティックスが現地13日、タッコ・フォールの契約を2ウェイ契約に切り替えたことを発表。これでタッコは今季の大部分を傘下のGリーグチームで過ごすこととなるが、何とかセルティックスのロスターに名前を残し、シーズン中にNBAデビューするチャンスを掴んだ。2ウェイ契約下の選手は、最大45日までNBAのロスターに入ることができる。
セントラルフロリダ大学で4年間プレイしたセネガル出身のタッコは、2019年ドラフトで指名を受けられないながらも、6月末にセルティックスとノンギャランティで契約。身長229cm、ウィングスパン250cmというスーパーサイズで大きな注目を集め、デビュー当時のボバン・マリヤノヴィッチのように、プレシーズンの試合にチェックインするだけで大歓声が沸くほどすでに人気度が高い。
タッコが大学4年間を過ごしたオーランドを本拠地とするマジックとのプレシーズンマッチでは、第3Q終盤からアムウェイ・センターが「We want Tacko!」のチャントに包まれ、タッコが出場するとスタンディングオベーションが巻き起こった。
▼本拠地でもタッコに割れんばかりの大歓声
https://twitter.com/celtics/status/1183489516033601537
タッコは『NBC Sports』の取材で、今回の2ウェイ契約獲得について「予想していなかった。驚いた」とコメント。「目標にまた一歩近づくことができた」とセルティックス残留を喜んだ。
なお13日に行われたセルティックス対クリーブランド・キャバリアーズのプレシーズンマッチでは、タッコが7分の出場で4得点をマーク。セルティックスが118-72で圧勝した。
一方のキャブスは、スターター5選手が誰も二桁得点に届かず、さらにチーム全体のターンオーバー数(27)がFG成功数(26)を上回るという散々な内容に終わっている。
参考記事:「NBA」