【Time Lord】セルティックスのロバート・ウィリアムズ、ブロックで球団プレイオフ新記録
“時の支配者”が球団新記録樹立だ。
『タイムロード』の愛称で親しまれているボストン・セルティックスのロバート・ウィリアムズが現地22日、ブルックリン・ネッツとの2021プレイオフ第1ラウンド初戦でベンチ出場から11得点、9リバウンド、9ブロックをマーク。敗戦ながらも、1試合のブロック数でセルティックスのプレイオフ記録を更新した。
プレイオフの試合で9ブロック以上が記録されたのは、2012年のアンドリュー・バイナム(10ブロック)以来9年ぶり。ベンチ出場の選手としては、ブロックが公式スタッツとしてカウントされ始めた1974年以降で最多記録となる。
なお同日の試合は、ネッツが104-93で勝利。第4Q残り7分の時点では3点差の大接戦だったが、そこからネッツが15-3のランで一気に突き放してシリーズ初戦をものにした。
第1戦でのネッツは、ケビン・デュラントが32得点、カイリー・アービングが29得点、ジェイムス・ハーデンが21得点をマーク。チーム合計スコアの104点中82点をビッグスリーだけで獲得している。
▼KD
敗れたセルティックスはウィリアムズの他、ジェイソン・テイタムが22得点、マーカス・スマートが17得点、ケンバ・ウォーカーが15得点を記録した。
なおロバート・ウィリアムズが「Time Lord」(時の支配者、時間卿)と呼ばれている理由は、2018年ドラフト後の初の記者会見に寝坊し、さらに同年のサマーリーグ・プラクティス初日に飛行機に乗り遅れて参加できなかったのがきっかけ。新人としてはありえないような時間のルーズさだったため、セルティックスファンたちがSNSなどで“タイムロード”の愛称を使い始めた。
ネッツとセルティックスのシリーズ第2戦は、現地25日にブルックリンで行われる。
ボックススコア:「NBA」