トニー・パーカーが移籍後最多の24得点ダブルダブル
マヌ・ジノビリの永久欠番化が発表されたのと同じ日に、元盟友のトニー・パーカーがここ数年で自己ベストなパフォーマンスを披露した。
今夏に17シーズンを過ごしたスパーズを離れ、シャーロット・ホーネッツへと移籍したパーカーが、現地30日に本拠地スペクトラム・センターで行われたマイアミ・ヒート戦にベンチから25分出場し、24得点、11アシストをマーク。ピック&ロールからの鋭いペネトレーションで守備を切り崩す全盛期のようなキレのあるプレイを連発し、ホーネッツのシーズン4勝目に大貢献した。
パーカーが20得点ダブルダブルを達成するのは、2016年3月以来初めてだ。
今季のパーカーはホーネッツでの7試合で9.4得点、5.3アシストを平均。得点やアシストといった目に見える数字だけではなく、チームメイトを落ち着かせられる冷静な試合運びなど、長年のキャリアで培ったゲームコントロールの面でもチームに好影響を与えている。
またコートの外でもベテランリーダーシップを発揮しているようで、今季絶好調のケンバ・ウォーカーは、パーカー加入で多くを学んでいると話した。
「トニーがチームにいることで、まったく違った角度からゲームを読むようになった。彼と一緒に沢山の試合フィルムを観ている。彼は僕のバスケットボールに対する思考を大きく変えてくれたよ」
– ケンバ・ウォーカー
ボックススコア:「NBA」