ウォリアーズがシーズン3P成功数で歴代記録を更新
リーグ首位を独走中のゴールデンステイト・ウォリアーズが、現地25日にオラクルアリーナで行われたダラス・マーベリックス戦で、今季通算938本目のスリーポイントシュートに成功。1シーズンにおける3P成功数で2014-15ヒューストン・ロケッツを上回り、今季10試合を残した時点ではやくもNBA新記録を打ち立てた。
▼歴代シーズン3P成功数Top5チーム
チーム | シーズン | 成功数 |
ウォリアーズ | 2015-16 | 938 |
ロケッツ | 2014-15 | 933 |
ニックス | 2012-13 | 891 |
ウォリアーズ | 2014-15 | 883 |
ロケッツ | 2012-13 | 867 |
マブス戦でゲームハイの40得点を獲得したクレイ・トンプソンは試合後、この新記録樹立について「素晴らしい」とコメント。
「バスケットボールは変化しつつあって、僕たちがその先頭にいると思うんだ。僕たちのシュート力は天下一品だよ」
シーズン3ポイントシュート938本という記録は、その6割以上にあたる594本がスプラッシュブラザーズによるものだ(カリーが348本、トンプソンが246本)。2人は25日の試合でも28本中14本のスリーに成功。チーム合計で21本を決めてマブスを退け、今季成績を65勝7敗、ホーム連勝記録を52勝に伸ばした。
▼スプラッシュブラザーズ、73得点、スリー14本
ただスプラッシュブラザーズがあまりにもロングレンジを決めすぎるため、逆にミスを犯してしまうこともたまにある様子。25日のマブス戦でも、コーナーにいたカリーにノーマークでパスが渡った瞬間、シュート成功を確信したトンプソンが後ろを向いてセレブレーションをはじめ、オープンショットのチャンスを台無しにしてしまうという珍プレーがみられた。
これほどのオープンショットをパスしたカリーのせいでもあるが、トンプソンが手をあげたのをボール要求のジェスチャーと勘違いしたのかもしれない。
▼その数分後にはミスを帳消し
1995-96ブルズの記録更新まであと8勝に迫ったウォリアーズは、トンプソンの40得点のほか、カリーが33得点/8アシスト/8リバウンド、ドレイモンド・グリーンが19得点/10アシスト/7リバウンドをそれぞれマーク。一方で敗れたマブスもアウトサイドショットがよく決まり、ウェスリー・マシューズがスリー6本で26得点、J.J.・バレアがスリー5本で21得点を獲得した。
ボックススコア:「NBA」