ウォリアーズがホーム45連勝でNBA新記録樹立、カリーは今季スリー300本突破
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地7日、本拠地オラクルアリーナで行われたオーランド・マジック戦に119-113で勝利。昨季の1月31日からスタートしたホームでの連勝(レギュラーシーズン)を45に更新し、新たなNBA歴代記録を打ち立てた。
▼NBAホーム連勝記録(2016年3月8日現在)
チーム | 開始 | 終了 | 連勝 |
ウォリアーズ | 2015/1/31 | 継続中 | 45 |
ブルズ | 1995/3/30 | 1996/4/4 | 44 |
マジック | 1995/3/21 | 1996/3/19 | 40 |
スパーズ | 2015/3/15 | 継続中 | 39 |
セルティックス | 1985/12/10 | 1986/11/28 | 38 |
さらにこの日は、ステファン・カリーが今季301本目のスリーポイントシュートに成功。シーズン通算3P成功数で300本の大台に到達したのは史上初だ。その記念すべき300本目のスリーは、なんともカリーらしい難易度マックスのステップバック・ロングスリーだった。
大敗を喫した6日のレイカーズ戦ではスリー成功率13%(30本中4本)と外のシュートをことごとく外したウォリアーズだが、7日のマジック戦では35本中16本の高確率で3Pを沈め、試合の大部分で主導権を掌握。その一方で、ターンオーバー数が今季チーム最多の24回と、前日に続いてミスが多く、17点リードで迎えた第4Q開始からマジックにカムバックを許し、残り時間1分で2点差まで巻き返されてしまう。
ピンチに陥ったウォリアーズは、まずクレイ・トンプソンがファンブル気味のプレーからショットクロックギリギリでコーナースリーに成功。続くポゼッションでは、アンドリュー・ボガットのスティールからカリーが速攻のレイアップを決めて再びリードを3ゴール差に戻し、マジックの追い上げを振り切った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ORL | 18 | 28 | 31 | 36 | 113 |
GSW | 31 | 28 | 35 | 25 | 119 |
ウォリアーズは、カリーが7本のスリーを沈め41得点、13リバウンド、4スティールをマーク。カリーの40点ゲームは、これで今季リーグ最多の12回目となる。
▼カリー、マジック戦41得点
マジックは、アーロン・ゴードン、エバン・フォーニエ、ブランドン・ジェニングスがそれぞれ20得点を記録。ゴードンは自己シーズン最多タイの16リバウンドに加え、第4Qのクラッチタイムにはマジックの超スモールラインアップでセンターを務めるなど、ディフェンダーとしての幅広さを披露した。
▼アーロン・ゴードン
ボックススコア:「NBA」