ウェストブルックとレブロンが2ヵ月連続で「プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス」受賞
現地3日、2015年3月のNBA月間最優秀選手(プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス)が発表され、2月に引き続きイーストはクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムス、ウェストはオクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックがそれぞれ受賞した。
キャリア通算で29回目の同賞獲得となったレブロンは、3月に出場した15試合で24.7得点(イースト1位)、7.3アシスト(イースト4位)、6.7リバウンド、1.7スティールを平均。22日のバックス戦では28得点、10リバウン、6アシスト、5スティールを記録するなど、1ヵ月を通して安定したオールラウンドパフォーマンスをみせ、キャブスを月間11勝4敗に導いた。
▼22日バックス戦ハイライト
またレブロンは3月3日のセルティックス戦でキャリア通算2万4506点目を獲得し、NBAのトップスコアリングリストでレイ・アレン超えを達成(21位)。さらに4月2日のヒート戦ではパトリック・ユーイングを追い抜き、わずか30歳にして歴代トップ20入りを果たした。
▼歴代通算得点16位~20位
プレーヤー | 通算得点 | |
16 | ティム・ダンカン | 25867 |
17 | アレックス・イングリッシュ | 25613 |
18 | レジー・ミラー | 25279 |
19 | ジェリー・ウェスト | 25192 |
20 | レブロン・ジェイムス | 24837 |
ウェストブルックがプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスに輝くのは、2ヵ月連続にしてキャリア通算2度目。3月の15試合ではリーグ1位の30.9得点、リーグ2位の10.2アシストと2.5リバウンド、8.5リバウンドを記録し、デュラントとイバカ不在のサンダーを10勝5敗に牽引した。この間に4つのトリプルダブルを獲得しており、その内の1つではキャリアハイの49得点を挙げている。
▼3月4日、キャリアハイのトリプルダブル
最低10試合をプレーした1ヵ月のスパンで30得点/10アシスト以上を平均した選手は、過去40年間でウェストブルックとレブロン(2010年2月)の2人のみ。ウェストブルックは2ヵ月連続でこれを達成した。
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
3月のルーキー・オブ・ザ・マンスも同日に発表され、イーストはブルズの二コラ・ミロティッチが20.8得点(ルーキー1位)、7.6リバウンド(ルーキー2位)、1.2ブロックを平均して2度目の受賞。ウェストは、15.8得点、5.2アシスト、4.8リバウンドを記録したレイカーズのジョーダン・クラークソンが選出された。今季ウェストでウルブズのアンドリュー・ウィギンス以外が月間ルーキー賞に輝くのは初となる。
ソース:「@NBA/Twitter」