ウェストブルック、ジョーダン以来初の5試合連続トリプルダブル
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが現地4日、本拠地チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で28得点、17リバウンド、12アシストを獲得。今季10回目かつ11月25日のデンバー・ナゲッツ戦から5試合連続となるトリプルダブルを達成した。
ESPNによると、5試合連続でTDを記録したのは、1989年のマイケル・ジョーダン以来初だという。
▼連続トリプルダブル最長記録
TD | プレーヤー | シーズン |
9試合 | ウィルト・チェンバレン | 1968 |
7 | マイケル・ジョーダン | 1989 |
7 | オスカー・ロバートソン | 1961 |
5 | オスカー・ロバートソン | 1962 |
5 | ラッセル・ウェストブルック | 2016 |
「僕はとにかくプレーしているだけ。毎試合で(TDを)達成するかどうかなんて話はしたくない。僕はただ高いレベルで競争しようとしているだけだ。NBAに入ってからずっとそうしてきたようにね」
– ラッセル・ウェストブルック
この日のウェストブルックは、第3Q終盤の時点で10個目のアシストを記録してトリプルダブルを達成。FG23本中10本成功で、さらに10ターンオーバーとややミスも多かったが、第4Q残り51秒には試合を3ゴール差とするクラッチスリーを沈めるなど、正念場でも大活躍し、サンダーを101-92での勝利に導いた。
連勝記録を5に伸ばしたサンダーは、ウェストブルックの他に、エネス・カンターが17得点、10リバウンドのダブルダブルをマーク。敗れたペリカンズは、アンソニー・デイビスが37得点、15リバウンド、4ブロックの大奮闘をみせた。
なおウェストブルックは、連続トリプルダブル中の5試合で28.4得点、14.6リバウンド、13.8アシストを平均。シーズンでは31.0得点(リーグ2位)、11.3アシスト(リーグ2位)、10.8リバウンド(リーグ10位)を記録している。
ボックススコア:「NBA」