ヒートのハッサン・ホワイトサイドはやっぱりデカい
マイアミ・ヒートのハッサン・ホワイトサイドは、2014-15シーズンにまったくの無名選手から一気にブレイクした。
昨年12月にDリーグから昇格したかと思えば、すぐにヒートのスタメンセンターの座を勝ち取り、先発出場した1月半ば以降の34試合で平均13.6得点、11.7リバウンド、2.8ブロック、FG成功率61.3%を記録。シーズン中に何度かフレイグラントファウルで退場するなど、メンタル的に不安な面も少しあったが、リーグ屈指の巨体で対戦相手を圧倒し、「1ピリオド/14リバウンド」や「12ブロックのトリプルダブル」といったヒートの球団最多記録をいくつか打ち立てた。
そんなホワイトサイドが、自らのサイズとリーチの長さを存分にアピールする画像をInstagramにアップロードしている。
「僕がどれだけ大きくて、腕が長いのか、みんな理解していないと思う」
– ハッサン・ホワイトサイド
プレーヤープロフィールによると、ホワイトサイドの身長は213cm。ウィングスパンは231cmとなっている。反則的に高い。
スモールボールが脚光を浴びている近年のNBAだが、ホワイトサイドはサイズでそのシステムを打破できると考えているようだ。
https://twitter.com/youngwhiteside/status/636345469757558784?ref_src=twsrc%5Etfw
「スモールボールが通用するのは、得点力のないセンターに対してのみだ。身長198cmの選手が俺のマークにつくことを願っているよ。 #キャリアハイ #高校時代」
– ハッサン・ホワイトサイド
このホワイトサイドのツイートに対しては、スモールボールの理想的ビッグマンといえるウォリアーズのドレイモンド・グリーンが反論。
「でもお前はスコア出来るのか?ビッグは時代遅れになりつつあるよ」
– ドレイモンド・グリーン
典型的なビッグマンがウォリアーズのスモルラインアップに対して影響力を発揮するには、ペイントエリアでのスコア力だけでなく、ポストでダブルチームを引きつけて、的確にパスをさばける能力が必要。またディフェンスでも、1番と5番のピック&ロールなどを仕掛けられた際に、スイッチしたPGをガードできる俊敏さがなければ、ミスマッチで好き放題やられてしまうことになる。
▼ハッサン・ホワイトサイド、2014-15ハイライト
来季は、ホワイトサイドやジャズのルディ・ゴバートのようなビッグがどのようにスモールボールに対峙していくのかにも注目したい。
Via Instagram