ワシントン・ウィザーズ、ビールが40得点取った試合で久々に勝利
エースが点を取りまくると試合に負ける…。最近のワシントン・ウィザーズが抱えていた悩みだ。
実際に、ここ2シーズンでのウィザーズは、フランチャイズエースのブラッドリー・ビールが40得点以上をマークした14試合で1勝13敗。2019年11月15日以降、11試合連続でビールの40点ゲームが黒星に終わっていたが、ようやくその呪いを断ち切った。
現地18日、ブラッドリー・ビールは本拠地キャピタル・ワン・アリーナで行われたユタ・ジャズ戦でゲーム最多の43得点をマーク。ウィザーズは131-122でリーグ首位のジャズを下す大金星をあげた。
この日のウィザーズはビールの他、ラッセル・ウェストブルックが35得点、15リバウンド、13アシストで勝利に大貢献。1試合で35得点/15リバウンド/10アシスト以上を記録したのは、ウェストブルックが球団史上初だという。
オールスターブレイク後のウェストブルックは、6試合中3試合でトリプルダブルを記録。シーズン序盤と比べて、だいぶウェストブルックらしさを取り戻している印象だ。
この日のジャズ戦でも、自らディフェンスリバウンドを取って果敢にトランジションで攻撃。まさに“ザ・ウェストブルック”的なパフォーマンスだった。
ビールとウェストブルックの他には、八村塁が12得点を獲得し、4試合連続で二桁得点をマーク。タイムアウト中にウェストブルックが八村にアドバイスを送る場面が印象的だった。
第1Qの中盤、八村はミスマッチをアイソレーションで攻めようとするも、ペイントエリアに切り込んだところでヘルプディフェンスにボールを弾かれ、ターンオーバー。その直後のタイムアウトのハドルで、ウェストブルックが何やら八村にムーブを指導していた。
すると、八村は次のポゼッションで似たようなプレイからシューティングファウルを稼ぎ出す。
ボックススコア:「NBA」