ウルブズ、今夏FAのデリック・ローズに興味?
カール・アンソニー・タウンズやアンドリュー・ウィギンスら将来有望な若手選手を抱え、プレーオフに返り咲くための準備が整いつつあるミネソタ・ティンバーウルブズ。オフシーズンの戦力強化として、チームはデリック・ローズの獲得を検討している様子だ。ESPNがリーグ関係者から得た情報として伝えている。
ウルブズは以前からローズに関心を示していたらしく、2月のトレードデッドライン直前には、ニューヨーク・ニックスとの間でリッキー・ルビオとのトレードスワップの噂も出ていた。今夏にキャリアで初めてFAとなるローズは、3月のインタビューで、「お金よりも勝てる環境を優先したい」と次の契約先について語っている。
今季のローズは64試合の出場で18.0得点、4.4アシスト、FG成功率47.1%を平均。4月に半月板損傷の怪我を負い、戦線離脱となった。
▼ローズ、2016-17ハイライト
The VerticalのAdrian Wojnarowski記者によると、ルビオの放出も検討しているウルブズは、ルーキーのクリス・ダンが十分に成長するまでスタメンPGを務め、将来的にバックアップPGになれる“ブリッジ”(架け橋)的な選手を探しているとのこと。今夏FAではクリス・ポールやカイル・ラウリー、ドリュー・ホリデー、ジョージ・ヒル、ジェフ・ティーグなどポイントガードが豊富だが、ESPNの報道が正しいとすれば、そこであえてローズを欲しがる理由は一体何なのか?
今のウルブズは、ボールの持ち時間が長いスラッシャーよりも、シューティングとディフェンスを必要としている印象なので、守備とロングレンジに弱いローズがロスター強化に繋がるのかどうか微妙なところだが、シカゴ時代に長年ローズを指導したトム・シボドーHCには何か考えがあるのかもしれない。
Image by danxoneil
参考記事:「ESPN」