アメリカ代表のザック・ラビーンが安全衛生プロトコル入り、東京行きを延期に
ラスベガスでの事前合宿を終え、7月20日の夜に成田空港に到着した東京オリンピック男子バスケットボールのアメリカ代表チーム。大会4連覇を目指すその一行の中に、シカゴ・ブルズのオールスター、ザック・ラビーンの姿はなかった。
USAバスケットボールは現地19日、ラビーンが新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定され、安全衛生プロトコルに入ったことを発表。そのためチームには同行しておらず、プロトコルをクリアするまでアメリカに留まることになるという。
今年のチームUSAロスターから安全衛生プロトコルに入ったのは、ブラッドリー・ビールとジェレミー・グラントに続いて3人目。グラントはPCR検査で陰性だったため、4日間の隔離の後にチームに復帰したが、一方でビールはそのままオリンピック参加を断念することとなった。
ラビーンはラスベガスで行われたエキシビジョンマッチ4試合に出場し、デュラントとリラードに次ぐチーム3位の10.8得点を平均。離脱したビールの代わりに先発SGを務めると見られていた。チームUSAは、ラビーンが今週中にチームに復帰できるとこを期待しているという。
▼スペインとの親善試合でも活躍
現時点で東京入りしているアメリカ代表選手は8人のみ。NBAファイナルに出場中のクリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデー、デビン・ブッカーの3選手に関しては、いつチームに合流できるかわからない。
アメリカは25日に行われる初戦でフランスと戦う。
▼成田空港に到着したチームUSA
参考記事:「NBA」