ノビツキーがステイプルズ・センターで25得点、第2Qには久々のダンクも
ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが、現地11月1日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で25得点、9リバウンドの大活躍をみせ、チームを勝利に導いた。
2連続スリーで試合をスタートしたこの日のノビツキーは、得意のフェイダウェイショットもズバズバと決まり、合計で13本中10本のフィールドゴールに成功。第2Qの序盤には、ポストアップからドライブでツーハンドダンクをたたき込み、マブスベンチを総立ちにさせた。ノビツキーのダンクはなかなかレアだ(昨季は合計ダンク4本)。
前半のレイカーズは、マブスのスクリーンプレーに対するディフェンスでミスが目立った。毎回スイッチするのはいいが、その後のヘルプディフェンスやローテーションがガタガタ。上の場合でも、ローポストで致命的なミスマッチになってもヘルプに入るのが遅く、リムの反対側にいたブランドン・バスはダークが切り込んでもピクリとも動かない。
試合は、開始4分半で15-0のランを展開したマブスが、そのまま1度も追いつかれることなく103-93で快勝。レイカーズは第4Q残り2分30秒で6点差にまで迫るカムバックをみせたがあと一歩及ばなかった。
▼ダーク・ノビツキー、レイカーズ戦ハイライト
マブスはノビツキーの他に、ザザ・パチュリアが16得点、12リバウンドのダブルダブル。デロン・ウィリアムスが11得点/8アシスト、J.J.ブレアが10得点/7アシストをそれぞれ記録している。
一方のレイカーズは、ジュリアス・ランドルが序盤からドリブルでアグレッシブにバスケットをアタックし、22得点、15リバウンド、4アシスト、4スティールの大活躍。
ノビツキーは試合後、ランドルのゲームについて、「タフな選手になる。ランドルのようにドリブルできるPFはこのリーグにほとんどいない。パワフルで身体能力があり、フィニッシュ力もある。ランドルは多くの4番にとって厳しいマッチアップになる」と絶賛した。ここにミドルレンジが加われば恐ろしい選手になりそうだ。
また、この日の試合では、リック・カーライルHCがマブスのヘッドコーチに就任してから通算340勝目を獲得。ドン・ネルソンの339勝を追い抜き、マブスHCとして歴代最多勝利数を記録した。
ボックススコア:「NBA」