TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
コービー・ブライアント ジョージ・ヒル
2013 3 18

コービー怪我でもペイサーズ戦に出場、ジョージ・ヒル「ホームなのにアウェイ気分だった…」

コービー・ブライアント, ジョージ・ヒル, ペイサーズ, レイカーズ, 怪我, 試合結果 0

コービー怪我でもプレイ。レイカーズ勝利。ペイサーズ「あれ?ここ、うちのホームだよね?」

やはり出てきたかというべきか。レイカーズのコービー・ブライアントが、左足首を負傷しているにもかかわらず、15日の対ペイサーズ戦に出場。第1Qをプレイしただけで、チームに貢献するような活躍はなかったが、それでも会場を訪れた観客を喜ばせた。

コービーがさがった後も、レイカーズは強豪ペーサーズ相手に大健闘。試合は接戦のまま、87対87の同点で残り1分30秒を迎える。均衡を破ったのは、レイカーズのドワイト・ハワード。ナッシュからのアシストをインサイドで受け、ワンスロー付きのレイアップをねじ込んだ。

このプレーで勢いづいたレイカーズは、そこから10-3のランで試合をクローズ。エース不在で厳しい試合が予想されたレイカーズだが、99対93でペイサーズを下し、アウェイでうれしい勝利を手にした。

1 2 3 4 Total
レイカーズ 16 30 22 31 99
ペイサーズ 19 22 28 24 93

怪我を押し切り出場したコービー。12分の短い出場時間でも、ファンは満足した様子。試合終了後、スタジアムに訪れたファンとコービーとの間で、Twitterを通してこんなやりとりがあった:

@timcary thank you. That means a lot I couldn’t imagine going to see mj as a kid and him not playing eventhou he could have #countonfans

— Kobe Bryantさん (@kobebryant) 2013年3月16日

Tim:「今夜はプレイしようとしてくれてありがとう。まさか出るとは思っていなかったので、あなたの努力はうごくうれしいです」

Kobe:「Timありがとう。本当にうれしいよ。子供の頃にジョーダンの試合を観に行って、プレイできるのにプレイしてくれなかったなんて想像できないだろ」

自分をジョーダンと重ね合わせるあたりがいかにもコービーらしい。敵地のファンにも「みたい」と思わせる、それがコービーの人気だ。しかしこれはペーサーズの悩みのタネでもある。

ペイサーズの苦悩:「強くなったのに…」

ジョージ・ヒル
11月の対レイカーズ戦でブザービーターを決めたヒル(左)

近年のペーサーズは本当に強くなった。屈強なインサイドに能力の高いガード陣、相手チームのスコアを平均90点以下に抑えるNBA屈指のディフェンス力。レジー・ミラーが引退してからの10年で、今のロースターがベストなのは間違いない。イースタンカンファレンス2位という実績がそれを証明している。

にもかかわらず、ペイサーズの観客動員数は、なんとNBA全体で下から2番目。トップチームのひとつに数えられるほど強くなったのに、レジー・ミラーがいた頃のような熱狂的なファンサポートは少しも感じられない。特に15日の対レイカーズ戦では、この“ファン離れ”の現実が浮き彫りになっていたという。

コービー不在でホーム試合という有利な条件だったにもかかわらず、ぎりぎりで競り負けてしまいフラストレーションがたまっていたのか…。ガードのジョージ・ヒルは試合後に、「アウェイのようだった」と語り、ペイサーズファンのサポート不足に対する不満を漏らした:
※)以下は「Indianapolis Star」に掲載されたヒルのインタビューの抄訳:

ジョージ・ヒル:
「最低だよ。7割がレイカーズファンで、3割がペイサーズファンだった。僕らはちゃんと仕事をこなしてるつもりだし、コートの外でもやるべきことはやってる。何かをかえなくちゃいけないな。僕はこのチームに敬意を表しているんだ。僕らは何も問題を起こしていないし、地域とも触れ合っている。そして僕らは試合に勝ってるんだ。アウェイゲームのような気持になるなんておかしい。特に今日みたいな大事な試合で。とにかく今夜はそう感じたんだ。

ファンはシックスメンのような存在で、僕らは彼らのエネルギーを糧にするんだ。今日はエネルギーがなかった。僕らがターンオーバーすると歓声が聞こえる。シュートを外すと歓声が聞こえる。これには気が滅入ってしまう。だってホームなんだから。こんな風になるべきじゃない。

ペイサーズはイーストの下位チームじゃない。上位3チームのうちのひとつで、セントラル地区では首位。これは形になって表れるべきことだ。でも今はそれが表れていないし、今シーズン中はずっとそうだった。もうこれ以上球団として、プレイヤーとしてやれることは何もないと思う。後はコミュニティー次第だ」

これは悲痛な叫びだ。ペイサーズほどの有力チームにファンが集まらない理由はなんだろう。

不景気で試合を観戦する余裕がないから?それはどのチームでも同じこと。むしろペイサーズのチケットは、ヒートやニックスなど他の有力チームに比べかなり割安で入手できる。「Yahoo.com」のNBAブロガーKelly Dwyerによると、チケット代や駐車場代、スナック、飲み物代などもろもろ含め、家族4人で110ドル以内(約1万円)に収まったそうだ。ちなみに、以下の画像の席だとチケット代はたったの4ドル。

ペイサーズチケット
この席でたったの4ドル!安い!: via BallDon’tLie

この安さにもかかわらず、スタジアムは半分埋まらない日が多いという。なぜだろう?やはり“スーパースター”がいないから?レジー・ミラー時代の熱狂的なインディアナファンたちはどこに消えてしまったのか…。

Thumbnail:「youtube.com/watch?v=lPr1FaH9NYA」

ヒートがバックス破り21連勝!レブロンはルーキーにプロの洗礼 マーク・ガソル、脱げた靴を使ってスティールを試みる→当然ファウル

Related Posts

2022-23開幕戦 ウォリアーズ

ブログ

NBA2022-23開幕、王者ウォリアーズが20年目突入のレブロン下し白星スタート

デニス・シュルーダー 2022

ブログ

レイカーズがデニス・シュルーダーを1年ミニマム契約で獲得

パトリック・ビバリー レイカーズ

ブログ

プレイオフ復帰目指すレイカーズ、THTトレード放出でベテランガードのビバリー獲得

レイカーズ 2021-22

ブログ

ロサンゼルス・レイカーズがレギュラーシーズン敗退、レブロンのチームで過去最低成績

特集

  • デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    デイミアン・リラードが海外掲示板Redditに降臨「なんでも聞いてくれ」

    2021年12月7日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    ステフィン・カリーが通算スリー成功数でNBA新記録樹立

    2021年12月16日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日
  • グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    グリズリーズ背番号22のデズモンド・ベイン、2月2日の試合で「2」に愛されまくる

    2022年2月4日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    ESPN:2021-22シーズンNBAのプレイヤーランキングTop21

    2021年9月27日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日

NEW

  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2022-23 第14週レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ウィリー・グリーン ダンク【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第13週 2022-23ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • レブロン・ジェームズ 48得点レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
  • シェングン トリプルダブル2年目センターのアルペレン・シェングンがロケッツ史上最年少でトリプルダブル達成
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 第12週 2022-23ミッチェルとレブロンが2022-23第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
  • ズバッツ チアリーダー【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
  • 月間賞 2022年12月2022年12月のNBA月間賞:エンビードとドンチッチの海外勢がプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス
  • ドノバン・ミッチェル 71得点ドノバン・ミッチェルが71得点でキャブス新記録樹立、コービー以降でNBA最多
  • ニコラ・ヨキッチ 30得点トリプルダブルヨキッチが0ターンオーバーで30得点トリプルダブル、ナゲッツが首位セルティックスを撃破

ポピュラー

  • レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    レブロンとホリデーが2022-23第14週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • 【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
    【ハイライト】ペリカンズ監督のウィリー・グリーンHCが豪快なウィンドミルダンク披露
  • ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
    ステフィン・カリーが通算得点で歴代ウォリアーズ1位に
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
    バスケ界の伝説 ウィルト・チェンバレンの「100点ゲーム」はこうして生まれた
  • レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
    レブロンが今季自己ベスト48得点、38歳になってから3度目の40点ゲーム
  • ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • 【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
    【ハイライト】LACのイビツァ・ズバッツ、敵チアリーダーの輪に囚われてしまう
  • ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位
    ジョーダンの偉大な「得点記録」、レギュラーシーズンとプレイオフの平均得点が歴代1位

ランダム

  • ルディ・ゴベール 絵文字ヘイワード獲得を巡り候補チームのスターが絵文字バトル
  • マジック・ジョンソン ディアンジェロ・ラッセルマジック・ジョンソン、ラッセル放出について「私が求めていたのはリーダー」
  • アヨ・ドスンム新人のアヨ・ドスンムが自己最多24得点、ラビーン復帰のブルズがOKCに危うい勝利
  • ウェストブルック 3年連続ラッセル・ウェストブルックが3シーズン連続でトリプルダブル平均
  • サンズ 勝率5割フェニックス・サンズ、7年ぶりとなるシーズン勝率5割以上が確定

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2023
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes