ロケッツ、17点ビハインドからウォリアーズに逆転勝利
ヒューストン・ロケッツが現地17日、オラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのシーズン開幕戦で、前半の17点差を跳ね返して122-121で大逆転勝利。ウォリアーズは昨季と同じくホームでの黒星からシーズンをスタートすることとなった。
この日のロケッツは、ジェイムス・ハーデンがゲーム最多の27得点、10アシスト、エリック・ゴードンが24得点をマークしてチームを牽引。試合は大部分でウォリアーズがペースを握る形で展開し、第3Q終盤で15点差がついていたが、ドレイモンド・グリーンがピリオド終了直前に膝を痛めて途中退場すると、そこから大きく流れが変わり始める。
ロケッツは第4Qに入ると、それまで不調気味だった新加入のクリス・ポールが5連続アシストをあげるなど本領を発揮し、ピリオド開始3分で13-3のランを仕掛けて一気に1ゴール差まで接近。そこからはウォリアーズが引き離そうとする度に、レイアップやスリーを決めて何とか食い下がり、第4Q残り44秒にP.J.タッカーのフリースローでついにリードを奪取する。
その後ウォリアーズは、試合最後のポゼッションで逆転決勝ゴールのチャンスを手にし、ケビン・デュラントが終了のブザーと同時にベースライン・ジャンプショットを沈めたが、リリースがわずかに遅かったため無効となり、ロケッツの勝利が決まった。
▼開幕戦ラスト5分
ロケッツはハーデンとゴードンの他、今オフに加入したタッカーが6本中4本のスリーを沈めて20得点、6リバウンドで大貢献。クリス・ポールはFG9本中2本成功の4得点とシューティングで精彩を欠いていたが、その一方で11アシストを記録しながら、守備でもペイントエリアでデビッド・ウェストのポストアップを阻止するなどオールラウンドに活躍した。
▼ハーデン
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敗れたウォリアーズは、ニック・ヤングが6本のスリーを含む9本中8本のフィールドゴールを決めて、チームハイの23得点を獲得。他にステフィン・カリーが22得点、ケビン・デュラントが20得点、7アシスト、8ターンオーバー、クレイ・トンプソンが16得点をマークしたが、二桁得点に達したのは4選手のみとなっている。
ドレイモンド・グリーンは、27分の出場で9得点、13アシスト、11リバウンドと、あと1点でトリプルダブルの奮闘を見せていたが、第3Qに膝を痛めてそのまま負傷退場。この日はアンドレ・イグダーラも腰の不調で欠場しており、グリーンとイグダーラの不在はクラッチタイムの守備面で大きく響く形となった。
▼スワギーPがさっそく大活躍
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ボックススコア:「NBA」