スパーズがグリズリーズをスイープ、6年ぶりのファイナル進出!
「スパーズは年を取りすぎてる」なんてもう誰にも言えない。
27日のウェスタン・カンファレンス決勝第4戦で、スパーズが93対86でグリズリーズに勝利。2勝0敗から敗退した昨年のカンファレンス決勝の雪辱を見事に果たし、2007年以来となるファイナル進出の切符を手にした。
第4戦では、トニー・パーカーが37得点、6アシストの大活躍。21本中15本のフィールドゴールと6本すべてのフリースローを沈めるパフォーマンスで、スパーズを勝利に導いた。
他にはティム・ダンカンが、15得点、8リバウンドをマーク。マヌ・ジノビリは6得点とシュート面では控え目のゲームだったが、第1Qにディフェンスの股の間を通す華麗なアシストを披露し、チームを盛り上げた。
▼クイックタッチの見事な股抜きパス
大接戦になると予想されていたウェスタン・カンファレンス決勝だったが、蓋を開けてみると4勝0敗でスパーズがスイープ。特にグリズリーズインサイドに対するスパーズの守りが素晴らしく、第1,2ラウンドで大活躍したザック・ランドルフを、シリーズを通してフィールドゴール成功率30%以下に抑える鉄壁のディフェンスをみせた。
ダンカン、パーカー、ジノビリの黄金トリオでファイナルに進むのは今回で4度目となる。ちなみにスパーズは、これまでにファイナルに進出してトロフィーを逃したことがない。
Thumbnail:「NBA – YouTube」