ダニー・グリーン、太ももの負傷で3週間離脱へ
いよいよポスト・ダンカンの時代に突入するサンアントニオ・スパーズが、主力の一人を欠いた状態でシーズンをスタートすることになりそうだ。
チームの発表によると、先発シューティングガードのダニー・グリーンが左足の大腿四頭筋を負傷。トレーニングキャンプ開始時に負傷したものが今週行われた練習中に悪化したようで、約3週間の戦線離脱が見込まれている。
2015-16シーズンのグリーンは、序盤からシューティングの不振が続き、3P成功率でルーキーシーズン以降ワーストとなる33.2%を記録。その一方で、守備面ではこれまでのように大貢献し、1番から3番まで柔軟にガードできる能力は、昨季リーグトップを誇ったスパーズディフェンスにとって不可欠な存在だった。
またシューティングも、プレーオフに入ってからは3P成功率50%と、大きく復調している。
3&Dのスペシャリストであるグリーンの穴を埋めるのは困難だ。現地21日のロケッツ戦では、カイル・アンダーソンがスタメンSGを務めたが、レギュラーシーズン開幕試合となるウォリアーズ戦では、守備での機動力を重視してジョナサン・シモンズ、もしくはパティ・ミルズが先発起用されるかもしれない。
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ソース:「Spurs」