ゴラン・ドラギッチ サンズ残留の可能性ゼロか
ゴラン・ドラギッチがフェニックス・サンズから移籍したがっている模様。『USA Today』のSam Amick氏が報じている。
Amick氏が状況に詳しい人物2人から得たという情報によると、ドラギッチのエージェントは現地17日に行われたチームとのミーティングで、来季にサンズと再契約するつもりがない旨を伝えたという。
今季のドラギッチは平均33.4分の出場時間で16.2得点、3.6リバウンド、4.1アシストを記録中。オフシーズンに同じポジションのアイザイア・トーマスが加入したことでボールを持つ時間が減り、キャリアハイシーズンだった昨年よりも貢献度が落ちた(昨季は20.3得点、5.9アシスト、3.2リバウンド)。
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ドラギッチが移籍を希望する最大の理由は、チーム内でもっと大きな役割を担いたいからとのこと。ウォリアーズのステファン・カリーに与えられているような自由さとサポートがある環境を求めているとされている。
これでサンズは、現地19日のトレードデッドラインまでに早々とドラギッチの放出先を見つけなければならなくなった。代わりにアイザイア・トーマスを放出して、ドラギッチ残留への説得を試みるのも1つのオプションだが、それはあまりにもリスクが高すぎる。
トレードするにしても、ドラギッチが長期契約を望んでいるチームが限られているため選択肢が少なく、あまり多くの見返りは期待できない。報道によると、ロサンゼルス・レイカーズやニューヨーク・ニックスが移籍先の有力候補だとされている。
Image by prideandvegudice/Flickr
参考記事:「USA Today」