得点/リバウンド/アシストでキャリアハイのジミー・バトラーがMIP受賞
現地7日、NBAが2014-15シーズンのMIP(NBA Most Improved Player Award)を発表。得点、アシスト、リバウンドでキャリアハイを記録したシカゴ・ブルズのジミー・バトラーが選出された。ブルズからのMIP受賞は球団史上初となる。
MIPは前年度と比較して最も成長したプレーヤーに与えられるアワード。NBAメディア関係者129人の投票の結果、バトラーは1位票数全体の71%にあたる92票で535ポイントを獲得した。過去MIPで、最も大差での受賞だという。
2位は1位票11と2位票43の200ポイントでゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーン、3位は1位票12で188ポイントを獲得したユタ・ジャズの ルディ・ゴバートだった。
https://twitter.com/highkin/status/596341469864194050
▼ジミー・バトラー、2014-15トップ10プレー
今季のバトラーは、昨季までの高いディフェンス力を継続させる一方で、オフェンスのパフォーマンスが大幅に躍進。シーズン序盤から攻守でブルズを支え、11月には自身初のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス、2月には初のオールスター出場を果たした。
▼バトラーのスタッツ比較
2013-14 | 2014-15 | |
試合数 | 67 | 65 |
出場時間 | 38.7 | 38.7 |
得点 | 13.1 | 20.0 |
リバウンド | 4.9 | 5.8 |
アシスト | 2.6 | 3.3 |
スティール | 1.8 | 1.6 |
ブロック | 0.5 | 0.6 |
FG% | 39.7% | 46.2% |
3P% | 28.3% | 37.8% |
FT% | 76.9% | 83.4% |
前年と比べて、オフェンスの効率が飛躍的に伸びている。昨季のバトラーはFGアテンプト数の34.6%をスリーポイントシュートが占めていたが、今季は21.2%にまで減少。代わりにもっと確率の高いゴール下3m以内のシュートの割合が37.1%から45.7%へと増加した(データ)。
▼ショットチャート
▼ヒートマップ
MIPのトロフィー授与セレモニーは、現地8日のキャブス対ブルズのシリーズ第3戦前に行われる。
via @NBA